ブックマーク / d.hatena.ne.jp/terracao (7)

  • 強くなりたい新大学生が本当に読むべき本100冊 - 女教師ブログ

    http://anond.hatelabo.jp/20100127001517 この時期になると大学生向けに読むべき100冊みたいなリストが増田に出回るこんなリストを真に受ける人も少ないだろうが……はっきり言って悲しくなるくらいお粗末だ。ずらっと並べられたサブカル人文社会系。あまりに痛いラインナップにがっかりする。こういった学問には「ポモ*1病」とでも言うべき、くだらない風習が根強く残っている。若手知識人(笑)や若手批評家(笑)を極度に重視するのは不健全だ。それ自体は面白いとしても、先人の蓄積、慎み深い学問空間というものを軽視している。奇を衒った差異化戦略以外であえてサブカルに浸る価値はすごく小さい。そんなところに当の「教養」は存在しない。オシャな社会批評を学で読んでいたって、「ねぇねぇ、何読んでるのぉ?へぇー、すごーい、○○君ってこんな読んでるんだねー」などと言われるはずがない。絶

  • 「スルーできない奴は人間力低い」仮説 - 女教師ブログ

    性を盗むのはなにが悪いんでしょうね、どうすれば理性を保てるでしょう、と、わたし(性を盗まれた者)に聞くことの意味をかんがえてくれ - フランチェス子の日記フランチェス子には申し訳ないんだが、彼女の記事の主題とは直接関係ない。 フランチェス子の記事に「感情的だ」「理性的でない」「冷静さを欠いている」「極論だ」といったようなコメントが(ブックマークを含め)多数ついている。当のフランチェス子は、それらに対し「冷静ですけど何か?」と対応している。 一般的なカジュアルなコミュニケーションであれば、「冷静かどうか」が論点だとすれば、☆:「あなたは冷静ではありません」★:「いえ、私は冷静ですよ」☆:「そうですか」で終了である。 だが、実際この手のレトリックにおける「冷静」「理性」というのは、疑似論点に過ぎないのである。この文脈では、「もっと冷静になるべき」という発言は、「まず一度冷静になって、それから、

  • 30人31脚を即刻廃止すべきである7つの理由 - 女教師ブログ

    現在、小学校教育現場の一部で、テレビ朝日系列局が放映している「太陽生命・30人31脚」というテレビ番組への出演を前提とした「教育活動」が行われています。その公式ルールを見れば明らかなとおり、この競技は、クラス全員が参加の同意を表明することを前提としていますが、クラス全員参加による30人31脚の教育的意義は、以下で述べるとおり、全く確かなものではありません。そればかりか、かえって、児童の身体発達、人間関係、ライフスタイルに深刻な害悪を及ぼす危険性すらあります。 したがって、テレビ朝日をはじめとした同競技の主催者、および学級担任や保護者など小学校教育の関係者には、即刻、クラス全員参加による30人31脚を中止することを提言します。(以下、特に断らない限り、「30人31脚」とはクラス全員参加による同競技のことを指します) 1. 「クラス全員が参加に同意する」ということが、いかに尋常でない状況である

  • 「1時間健全な議論をしたければ、2時間飲み会をやれ」 - 女教師ブログ

    研究先日の某研究会で思ったこと。 「あなたの研究ってなんの意義があるの?」 とか「あなたの研究結果って、分析やらなくても大体わかってることだよね」 こーゆータイプの「前提から問う」きつい(KY)コメント・疑義が、きちんと出てくるようなコミュニティのほうが健全だよなー。 研究者の諸先輩も、我々若手女子大生(おっさんではない)に対しもっときつい(KY)ことを言ってくれた方が、長い目で見たら「優しさ/気遣い」なのかもなーと思った。嫌われ役を買って出るのは、やな仕事ですが(笑) まあ、そういう「健全な雰囲気」と「研究会の盛会・存続」を両立させるためには、レクリエーションをいっぱいやらなければならないのだ。青山にみんなでランチビュッフェに行くとか、多摩川でバーベキューとか、レンタカー借りて富士急ハイランドに行くとかやるべき。(ちなみに下心は一切ない)    *   *   *   *   *   *

  • 卒論修論のために、これから統計学を学ぶつもりの人に知って欲しい5箇条 - 女教師ブログ

    大学1年から生物学部とか経済学部に在籍している人なんかは、「統計学」の体系的なトレーニング受けざるを得ないと思うので問題はないのですが、問題はそういうトレーニングをすっ飛ばしたまま、統計解析が必要になる人の場合。例えば、学部時代は英米文学専攻で統計に無縁だったけれど、大学院で英語教育系に転向した人。あるいは、教育方法論系の研究室にいてフィールドワークばっかりやっていたけれど、統計系の分析も必要になった場合。 1. 先輩から教えてもらわない まず、一番やってはいけないのが、先輩の院生に教えてもらうということ。「あの先輩に、色々教えてもらいたい(ハート)」など下心がある場合はまた別ですが、純粋に統計学“だけ”を学びたいなら先輩に教えてもらうのは危険です。 あなたは統計学初心者ならば、その先輩が「きちんと統計解析を理解している」かどうかを知る術はありません。周囲の評判というのもありますが、そもそ

  • 話し合いをダメにする論証パタン13個(有意義な論争のための議論ハック) - 女教師ブログ

    ↓こちらに続編あります↓ 論争に絶対負けない議論ハック(心構え編) - 女教師ブログ ====== 常々「ダメな論証方法」に関する話が好きで、自分でも色々考えたりしていたのだけれど、先日、ウィキペディアでまさにそれがリスト化されているページを見つけ、とても嬉しくなってしまった。誤謬 - WikipediaList of fallacies - Wikipedia, the free encyclopediaというわけで、以下は、wikiのページから13個の「間違った論証方法」を抜粋・再構成して、勝手に自分で例を考えてみたものです。こういうのを俗に、人の海パンで水泳をする、と言うんですね。 論理ルールの違反1. 後件肯定: 「PならばQだ」という論理を改変し、逆に「Qだ」から出発して「Pだ」を導く 例「瀧沢の彼女・奈々子は『もし浮気したら、別れるから!』と言っていた。最近、彼らは別れたらしい

  • 「頭のいい人は、難しい概念も簡単に説明できるはずだ」問題 - 女教師ブログ

    当に頭のいい人は、めっちゃくちゃ難しいことをわかりやすく書くことがふつうにできるせつないエントリ群端的に言って、関係ないな、これ。   頭がいい    あたまが悪い   易しい説明ができる  1. 3.  易しい説明をしない  2. 4. 啓蒙的賢人派:素人にもわかりやすくできる、むしろそれがよろこびだ、愚民を導く 専門職的賢人派:する必要を感じない、日常語を使って正確性が犠牲になるのがいや、「難しい話を易しくしろ」だなんて甘えてんじゃねえ、という知的マッチョイズムおよび4. あたまが悪い派:そもそもバカだから説明自体無理 難しい概念を説明できてる時点で「頭がいい」と思うんだけど。その説明が易しくできてるかどうかには関わらず。たしかに、象牙の塔の中でふんぞり返ってる態度(たとえば「易しい説明をする必要を感じない」)にはなんだ偉そうにとムカつくわけだが、それと頭の良さは関係ないだろうね。あ

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