2000年から2010年にかけて僕はとある大きな会社でJava技術に関しての重鎮の一人だった。組み込み系なので「Javaの重鎮=Javaの処理系を作れたり速くて省メモリなプログラムを作れたりする」であり、オブジェクト指向べったりということにはならず、僕らは結局洗脳されていなかった。そもそもJavaの処理系は全てが全てオブジェクト指向で書かれているわけではなかった(でもクラスライブラリの実装はJavaの各クラスが何なのかを正しく理解するのにとても役立った)。 C++と比べて比較的遅いJavaで、当時の組込みプロセッサで十分な速度を出そうとすると、オブジェクト指向をピュアに推進するわけにはいかなかったというのも理由のひとつだった。 daiyamamoto.hatenablog.com そんなわけで僕がいた世界ではJavaエンジニアはスーパースターではなかった。世界のJavaの潮流からは微妙にズ