ブックマーク / note.com/maddogmtg (2)

  • カードゲームが全てだった|Noriyuki Mori|note

    記憶にある中で初めて私に自己肯定感を与えてくれたのはカードゲームだった。 小学生時代の近所の友達は野球少年だった。ゲームなどは買ってもらえず、ゲームが好きな友達と遊ぶことはできなかった。近所の友達は好きだったし、彼らも私によくしてくれた。だが野球は嫌いだった。運動音痴でただただ惨めな思いを重ねるだけの憂な行為であった。面白いと思えず、うまくなりたいという情熱も湧いてこなかった。いつも雨が降って遊戯王カードで遊べることを願って眠り、朝起きて晴れた空を見てはうんざりしていた。 ずっとカードゲームは好きだったが、はじめは特別な情熱があったというわけではない。苦手な体を動かす遊びでない遊びだから相対的に好きだっただけだったように記憶している。特に強いわけではなく、むしろ弱かった。 それが変わったのは四年生のときだった。クラスではバトル鉛筆、通称バトエンが流行っていた。授業をまじめに聞ける落ち着き

    カードゲームが全てだった|Noriyuki Mori|note
  • カードゲーマーのための確率入門|もりゆき

    シンプルな答えの幻想 確率の説明のために、最も確率の応用対象として語られる土地枚数を議題にするが、議論する内容は確率論のTCGへの応用として普遍的なものを目指す。 「1つのマナシンボルを要求するカードを1Tにプレイするために必要なアンタップインの土地枚数は14枚です!これを他のシンボル数、ターン数についても計算して表にまとめました!」 もしあなたがこのような記事を期待してこれを開いたのであれば、残念、これはあなたの求めていたものではない。だが、あなたはこの記事のターゲットだ。 人は複雑な問いに直面することに耐えることができず、選択の自由から逃走し単純な答えに服従したがる。科学的と騙り「飲むだけで健康になる」、「着るだけで痩せる」と嘯く健康グッズは世に蔓延っている。今日もTwitterでは物事のある側面を全てであるかのように誇張した感情論がバズっている。そして「数学的に正しい」TCG論だ。

    カードゲーマーのための確率入門|もりゆき
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