ブックマーク / note.com/yonemitsu (6)

  • ぷよぷよの生みの親はだれだ|米光一成

    BS-TBS『X年後の関係者たち』のぷよぷよ回(2024年6月10日(月)放送)。 「ぷよぷよ」最初の開発者の米光一成、セガに権利が委譲されたあと「ぷよぷよ」を育てた細山田水紀さん、「ぷよ大会」を運営した正廣康伸さん、当時のゲームセンターでの「ぷよぷよ」の様子を知る髙橋哲也さんと、現場の人たちが一堂に会し、VTRで仁井谷社長もトークしている貴重な映像。 現場にいた人たちから、「フェアで面白かった」「安心安全確実大爆笑だよ」と好評です。 俺のテストプレイ姿を見てぷよが売れると確信したと米光さんにTVショウで言ってもらったかつての新人デザイナー森田くんはぷよのおかげもあって無事デザイナーを続けられてます。米光さんのコメントがとてもフェアで面白かったので興味ある方とC社在籍歴ある方はぜひ。#X年後の関係者たち #ぷよぷよ https://t.co/EuiaVgZr3U — 森田ぷよ道 (@Puy

    ぷよぷよの生みの親はだれだ|米光一成
  • それは本当に「読まれるテキスト」なのか|米光一成

    「読まれるテキストは読者へのおもてなしの構造を持っている」(以下、「読まおも」と略す)というテキストが話題になっていたので読んだ。 わー、すごい。 一面では、いまのネットの気分を的確に捉えていると思う。 それは当に「読まれるテキスト」なのかが、ぼくの感覚では、これは「読まれるテキスト」の話ではない。 「読まおも」では、まず「人間のテキストの読み方」がこう捉えられる。 ・タイトルは記事の印象の5割 ・章タイトルが残りの半分 ・文はほとんど読み飛ばされる もうこの時点で、「読まれるテキスト」じゃない。 「読み飛ばされるテキスト」である。 たとえば、雑誌を読んでいる、とき。 1:パラパラとめくる。 2:タイトル記事が眼に飛び込んでくる。 3:ほんの一瞬手をとめると、章タイトルと文のワードが眼に入ってくる。 4:気になる記事が見つかって、読み始める。 この行動で、「読んだ」のは、どれだろう?

    それは本当に「読まれるテキスト」なのか|米光一成
  • 汚く作ってやりなおせ|米光一成

    「汚く作ってやりなおせ」ってメイカー界隈の名言あったよなと思って調べるも見つからず。 あれれ?って思ったので、SNSで聞いてみた。 quick and dirty prototype のことでは? と教えてもらった。 それを勝手に脳内で「汚く作ってやりなおせ」って翻訳してたのかもしれない。 ともかく何かを創るときは、まずは「汚く作ってやりなおせ」が良い。 汚くてもいいので、まずは作ってみて、それからあれこれブラッシュアップするとよい。 たとえば「ゲームづくり」を教えている現場を見てると、これが案外できない。 すごいの作ろうとして、延々と議論して、準備して、はては、まず勉強してからじゃないと、とか言い出す。 経験則的に「まず勉強してから」と言う学生は、勉強しない。「それ、ただの先延ばしだよね?」と指摘して、そうだなと気づいても、パッと手を動かすことには抵抗があるみたいだ。 「汚く作る」以前に

    汚く作ってやりなおせ|米光一成
  • UIがサイコーになるとUIは消える|米光一成

    iPhoneを買い替えた。iPhoneX。 FACE IDってのがあって顔で認証するというのは何となく知ってた。で、最初、顔を登録するときに、「お、これか」とワクワク。 いったん電源切ってFACE IDを試してみるが、パスコード入れろとか言われる。あれ? 再度、やってみる。認証してる様子はない。そのまま立ち上がる。 再度、やってみる。また認証してる様子はない。そのまま立ち上がる。 あれ? と思って、あ! いや、FACE ID動作してる。 そのまま立ち上がる。って、そのまま立ち上がらないんだった。パスコード入れてない。 なんとなく勝手にイメージしていたのは、昔のSF映画で見たシーン。「顔を認証します」とメッセージが出て顔をスキャンする映像が出るパタン。 それがなかったから、FACE IDが作動してないと思ってしまった。 そういったメッセージも、スキャン映像も、チェックもなく、自分がのぞききこ

    UIがサイコーになるとUIは消える|米光一成
  • 「ぷよぷよ」の主人公が女の子だったわけ|米光一成

    「ぷよぷよ」の生みの親は誰なのか、については、「ぷよぷよの生みの親は誰だ」という詳細なテキストを書いたのでそちらを参考にしてほしい。 今回は、それ以外の部分で、一箇所だけツッコミたいところがあったので、突っ込んでおく。とはいえ、これは、基的に米光一成の視点からのツッコミで、どちらが正しいどちらが間違っているということではない。 開発現場で企画監督をやっていた米光一成と、会社の社長でプロデュースをしていた仁井谷正充とでは、違う視点から観ているということでしかない。 なのだが、 「いや、リスクじゃなくて、現場が作る。彼らは自分の好みで。もう女の子が大好きだから。ギャルが好きだからギャルを出したい、それだけです。それをもう許容したというか。 って言われると、えええーって驚きはする。 主人公が女の子なのは「ギャルが好きだからギャルを出したい」ではない。っていうか「ギャル」って。 あの頃には萌え要

    「ぷよぷよ」の主人公が女の子だったわけ|米光一成
  • プロは試作品をたくさんつくる。はじめて作る人ほど、最初から完成品を作ろうとする。|米光一成

    「グラフィックを詰めずにゲームのプロトタイプを量産する方法は現代でも通用するのか」というテキストを読んだ。 「現代においてグラフィックの伴わないプロトタイプに意味はあるのか?」という問いが書かれている。興味深い。 面白いゲームがネット上にたくさんあるのに、グラフィックがしょぼいゲームなんて誰もダウンロードしないから、“ゲームの核だけを煮詰めたプロトタイプは誰にも見向きされないまま電子の海に沈んでいきます。これではプロトタイピングの意味がありません。”と。 さらに“もはやグラフィック無しではゲームは評価の舞台にすら登れない”と述べて、先輩の意見は間違ってると解く。 ううむ。 っていう記事を過去に書いたりしてるので、応答してみる。 「グラフィックを詰めずにゲームのプロトタイプを量産する方法は現代でも通用するのか」という問いは、問いそのものが矛盾している。 システムだろうがグラフィックだろうが「

    プロは試作品をたくさんつくる。はじめて作る人ほど、最初から完成品を作ろうとする。|米光一成
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