それは本当に「読まれるテキスト」なのか｜米光一成

「読まれるテキストは読者へのおもてなしの構造を持っている」（以下、「読まおも」と略す）というテキストが話題になっていたので読んだ。 わー、すごい。 一面では、いまのネットの気分を的確に捉えていると思う。 それは本当に「読まれるテキスト」なのかが、ぼくの感覚では、これは「読まれるテキスト」の話ではない。 「読まおも」では、まず「人間のテキストの読み方」がこう捉えられる。 ・タイトルは記事の印象の5割 ・章タイトルが残りの半分 ・本文はほとんど読み飛ばされる もうこの時点で、「読まれるテキスト」じゃない。 「読み飛ばされるテキスト」である。 たとえば、雑誌を読んでいる、とき。 １：パラパラとめくる。 ２：タイトル記事が眼に飛び込んでくる。 ３：ほんの一瞬手をとめると、章タイトルと本文のワードが眼に入ってくる。 ４：気になる記事が見つかって、読み始める。 この行動で、「読んだ」のは、どれだろう？

[K-Ono]

最後に自分が講師してるライター講座のリンク張ってて「あー二重三重に罠かけよってからに」と思わずうなってしまった(笑)。

[te2u]

広告だった。

[yukatti]

読み飛ばしへの警鐘。はてブについて"どちらかというと「たくさんついている記事は読まなくていい」という判断材料にすらなっている"と記してあるので、この記事をブックマークしては筆者に迷惑かもしれないけれど

[netafull]

“数年前から、はてブがたくさんついている記事を読む、という習慣がなくなった。10代の感性を持った30歳以上のピーターパンがターゲットで、ぼくはアウトオブターゲットなのだなという気がしてきたからだ。”

[amamako]

まあ、正論ですね。としか言いようがない。その正論が通用しない空間になんでネット空間はなっちゃったのという嘆きがあの記事にはあったと思うのだけれどなー。

[gcyn]

『もうこの時点で、「読まれるテキスト」じゃない。 「読み飛ばされるテキスト」である』 (笑)。

[mugi-yama]

元記事あらためて読んでみると、言ってることって民放のテレビがチャンネル替えられないためにやってる小細工そのものだなーと思いました。「はてブが沢山ついてる記事は読まない」になるのも納得。

[sukoyakacha]

わー、すごい

[tomoya_edw]

あの文章よりこの文章はちゃんと最後まで読めました。内容にも頷けます。でも、はてブがたくさんついているのは読み飛ばし前提だからだ！は雑でしょ。

[ao8l22]

このエントリにはてブをつけることには「…いいのか？」と思わなくもないのだが、だいたい米光さんに同意です。あとこの手の話は「どこのプラットフォームに最適化しようとしているか」で全然話がズレるなという印象

[y_koutarou]

『《前略》“強い言葉”に頼るようになる。《中略》“強い言葉は、書き手の認知をも歪める。読者に訴求したいがためのエモいフレーズに引っ張られてて、本来言いたかったことと違うゴールに着地”する。』

[gurinekosan]

米光さんは優れたクリエイターだと思いますが、exciteのオリジナル記事テコ入れに参画された時、ポンコツ記事ライターを量産されて、良いライターさんを埋没させてしまった印象。

[eichannel]

SEO前提で作っているテキストと、そうでないテキストの違いのように感じるなあ

[baronhorse]

困った。どっちも気に入らない

[Error401]

mizuchi氏は、人は「タイトルで5割、章タイトルで2.5割、のこりはそれ以外」で読む読まないを決めるのだろうと言ってるだけなのに、なぜそれが「読み飛ばされるテキスト」になるのか。

[nekoprotocol]

うむ。

[dpan]

ひとまずこの記事は読み飛ばしたよ。ホッテントリ入りしたら改めて読む。

[yon]

「読まれるテキストは読者へのおもてなしの構造を持っている」が興味深かったので書いたよー