ブックマーク / samakita.hatenablog.com (8)

  • インチキ、トンデモ技術 水が油になる!水と二酸化炭素が油になる! - 左巻健男&理科の探検’s blog

    【インチキ、トンデモ技術 水が油になる!水と二酸化炭素が油になる!】 画期的な技術なら一流科学誌に論文が載る。画期的ならサイエンス誌かネーチャー誌に。あるいはその分野の一流科学誌に載る。 そして画期的なほど追試が行われる。 発見者がそう信じて載せたはいいが、その後追試などでインチキだったことが判明したこともある(常温核融合が超有名)。 しかし、インチキ技術は、そのことを飛ばして公開実験なるものをする。 古くは、19世紀末に、ジョン・ウォレル・キリーが発明した「キリー・モーター」。原子と原子の間にあるエーテルの力から巨大な力を取り出しているとして、公開で電源をつないでいないモーターを回して見せた。 出資者から多額のお金をまきあげて死ぬまでペテンを通した。彼の死後、床下から圧縮空気を使った仕掛けが発見された。 その後も幾たびも同様の事がくり返されてきた。 中でもわが国では「水を油(燃料)に変え

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  • 「花粉を水に変えるマスク」根拠論文を批判したら医学部教授から集団訴訟と脅された「騒動」 - 左巻健男&理科の探検’s blog

    ぼくはスラップ訴訟に敏感だ。なぜならジャーナリストで大学客員教授という人(DND出口俊一氏)から仕掛けられて闘った経験があるからだ。当初、なぜ出口氏がEM菌への批判者に異常とも見える攻撃をするのかは謎だった。後で出口氏が「EM研究機構顧問」だったことがわかった。 この裁判はぼくの完全勝利で終わったが、経緯は、『ドキュメント スラップ名誉毀損裁判 EM菌擁護者と批判者の闘い』 左巻健男著  にまとめておいた。 A5 表紙込20ページ 200円(税抜) http://ankokudan.org/d/d.htm?detail099-detailread-j.html さて、そんなぼくのところに、五木クリニック院長桑満おさむさんから、ハイドロ銀チタンのマスクを「研究中と称する信州大学の医学部の教授に「ブログを削除しろ、じゃないと次のステージに行くよ」とメッセージが来ています。」と連絡があった。

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  • 学校に広がるニセ科学問題『教職研修』誌(2014年12月号)テキスト版 - 左巻健男&理科の探検’s blog

    *テキストを入れます。2月21日に画像版を入れます。 教育時事  (『教職研修』誌2014年12月号) 学校に広がるニセ科学問題 法政大学教授  左巻 健男 ●重要な人類の文化の一つであり、 もっとも論理性や実証性をもっている科学に対して、ニセ科学(疑似科学やエセ科学ともいわれる)が世の中にあふれている。 ●ニセ科学は、「科学っぽい装いを している」あるいは「科学のように見える」にもかかわらず、とても科学とは呼べないものを指している。 ●学校教育や環境活動のなかにニセ科学が忍び込んでいる。その代表的なものに、「水からの伝言」と「EM菌」がある。 ●ニセ科学とは? 自然についての科学、つまり自然科学は、素粒子の世界から宇宙の世界までの秘密を探究し、世界がどうなっているか (自然像) を明らかにしつつあります。科学の知識体系は、重要な人類の文化の一つであり、もっとも論理性や実証性をもっています

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  • ネットで話題の「謎の水装置」に関連してー19年前に書いた「磁化水は水あか防止に有効?」ー - 左巻健男&理科の探検’s blog

    最近、また磁化水(水を磁石で改質と謳う)で水あかが防止できると称する機器がマンション管理組合などに売り込まれているようだ。 この種の機器は、1980年後半に「理水研究所」という会社が売り出していた。 当時の新聞記事のタイトルを紹介しておこう。 ・ 理水研究所、磁化水利用防錆装置――水に磁場、錆を除去1987/10/13 日経産業新聞 ・ 理水研究所――磁化水で水道管の錆落とし1988/04/27  日経産業新聞 ・理水研究所ハイテク――磁化水で赤水退治――研究者集め社会認知(挑戦成長 への道) 1989/04/25  日経産業新聞 ぼくは、『入門ビジュアルエコロジー おいしい水 安全な水』日実業出版社 2000/8/25 を書いたときに、この磁石で水あか防止が元にしていたロシアの文献などを読んだ。 『入門ビジュアルエコロジー おいしい水 安全な水』 磁石で配管内の錆を防止出来るならば格安

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  • 左巻健男が共産党に不信感をもつ理由 - 左巻健男&理科の探検’s blog

    次は2019年6月23日にFacebook左巻健男に書いたものだ。 https://www.facebook.com/samakitakeo/posts/2534378569926350 ↓ ぼくがとくに共産党に不信感をもつ理由を書いておこう。 ぼくは共産党に期待をもっていた。しんぶん赤旗日刊紙や日曜版に取材されたりもした。それで日刊紙に「水曜エッセイ」の連載を依頼されたとき喜んで引き受けた。その連載が「ニセ科学の正体」だ。その3回目のEM菌について読者から反響が強かったからとさらにフォロー記事を書いた。 その連載を見てか、新日出版社という共産党の出版社からニセ科学の依頼を受けた。 ぼくは一生懸命に書いた。それが『ニセ科学を見抜くセンス』だ。 そのはすぐに増刷になった。そして6刷りになるまで日刊紙に「好評販売中」と大きな広告が続いた。いわゆる「民主書店」と言われる書店での売れた部数一

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  • 『RikaTan(理科の探検)』誌サイトに“「謎水装置」NMRパイプテクター”から再度来ました!10/8 - 左巻健男&理科の探検’s blog

    【プロバイダ】から: 拝啓 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。 平素は弊社に対し、格別ご高配を賜り厚くお礼申し上げます。 さて、この度、お客様が管理されていたウェブサイトから発信された 情報の流通により権利を侵害されたとする方から、 弊社に対する投稿記事削除仮処分命令申立事件事件番号:令和元年(ヨ)第3108号)が 東京地方裁判所に申し立てられました。 つきましては、件に関する情報を削除することについて、 ご意見の有無をご照会申し上げます。 2019年10月15日までに、下記回答フォームの内容をご記入の上、 ユーザー専用ページ内のお問合せフォームよりご回答いただきますようお願いいたします。 2019年10月15日までにご回答いただけない事情がある場合は、 その理由を弊社までお知らせください。 また、削除に同意されない場合には、 その理由を回答フォームに具体的にお書き添えくださ

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  • 2つのノーベル賞を受賞したポーリング博士のメガビタミン療法 - 左巻健男&理科の探検’s blog

    ○サプリ・健康品問題の旗手の1人小内亨さんの回顧 私は、『RikaTan(理科の探検)』誌という大人の科学好きに向けた雑誌の編集長をしています。 2010年のことですが、サプリ・健康品問題で活躍する1人小内亨医師に、新しく「健康情報を科学的に読み解く」という連載を引き受けて貰いました。 その連載第1回目は、次の文章から始まりました。 ─────────────────────────── 今でこそ私はサプリメントに対して批判的な立場にいますが、30年前にはサプリメントにはまっていたことがありました。30年前といえばサプリメントのサの字もないときでしたから、私はさしずめサプリメント利用者のはしりであったともいえるでしょう。 医学生の頃、ライナス・ポーリング博士の著書『ビタミンCとかぜ、インフルエンザ』(共立出版 1977)に触発され、私はせっせと毎日ビタミンCをとっていたのでした。博士は

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  • 「虫食い野菜・果物は健康にいいか? - 農薬と有機農法」by左巻健男  - 左巻健男&理科の探検’s blog

    ●虫い野菜・果物は健康にいいか? - 農薬と有機農法 ○完全無農薬栽培の「奇跡のリンゴ」という物語 有機農法(有機農業、有機栽培)とかオーガニックと聞くと、「安全・安心」「健康によい」「環境にやさしい」「おいしい」というイメージを持つ人が多いようです。 私は、学力的に劣等生の子どもでしたが、小学国語の教科書に、虫いのリンゴの話があったのを覚えています。虫がべるほどだから低農薬で安心だし、おいしいという内容でした。 この教科書に載っていた話は、「奇跡のリンゴ」の話と重なりました。 「奇跡のリンゴ」とは、青森県のリンゴ農家・木村秋則が絶対不可能といわれていた完全無農薬リンゴ栽培に成功したという話です。 石川拓治『奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録』(幻冬舎 二〇〇八)がベストセラーになり、さらに二〇一三年には、映画にもなりました。 木村秋則は、美栄子が年に十数回も

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