ブックマーク / suumo.jp (44)

  • 賃貸マンションで「防音ブース」をDIYでつくってみた - マンションと暮せば by SUUMO

    はじめまして。リノベーションデザイナーをしているフジイです。 の「狭くてもいいので防音室が欲しい」という一言がきっかけで、約1週間かけて自宅の賃貸マンションに防音室をDIYしました。仕組みさえ分かれば、DIY初心者の方でも比較的簡単に、既製品の約5分の1の予算で製作できるので、時間と根性さえあればとてもコスパのいいDIYです。 「防音室」と言ってしまえばニッチですが、「お隣との防音壁」や「お篭もり用の小さなブース」としても汎用的に使えるアイデアです。 自宅に録音ブースが欲しい人はもちろん、自宅で仕事や作業をする人やビデオミーティングが多い人、お篭もりスペースが欲しい人の一助になればうれしいです。 防音ブースをDIYするキッカケ 2017年に結婚したと都内のマンションで生活をしていました。僕はフリーのリノベーション・住宅デザイナー、はソロのシンガーでナレーションなどの声を使った仕事を生

    賃貸マンションで「防音ブース」をDIYでつくってみた - マンションと暮せば by SUUMO
  • 声優・芹澤優さん 初めての猫との賃貸暮らし。引越し、もう1頭をむかえ「生活が整う」をさらに実感 - 住まいのお役立ち記事

    賃貸マンションを飼う場合、さまざまな心構えや準備が必要です。また、飼ってみないと分からないの意外な生態に戸惑ったり、それによってと人間の双方がストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。 そこで、3年前に初めてのを自宅に迎え、現在は2頭と共に暮らす声優・アーティストの芹澤優さんにお話を聞いてみました。を飼うにあたって不安だったこと、と人間が快適に過ごすために工夫していること、そして、と暮らす喜びなどについて、たっぷり語っていただきました。

    声優・芹澤優さん 初めての猫との賃貸暮らし。引越し、もう1頭をむかえ「生活が整う」をさらに実感 - 住まいのお役立ち記事
  • 現代版「トキワ荘」に訪問! 漫画家志望35人の夢いっぱいのシェアハウス

    ワンピース』や『ドラゴンボール』『スラムダンク』、最近では『鬼滅の刃』『呪術廻戦』など、多くの作品が世界中の人々を夢中にさせてきた日漫画。その「漫画の聖地」といえば、1952年から1982年にかけて豊島区椎名町(現・南長崎)に存在した「トキワ荘」。手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫などの漫画家らが切磋琢磨しながら共同生活を送っていたアパートだ。 そんな「トキワ荘」に想いを託して始まったのが「トキワ荘プロジェクト」。漫画家を目指す若者たちに活動拠点となるシェアハウスを貸し出し、プロデビューのサポートを行う事業だ。シェアハウスに住む彼らはどんな暮らしを送っているのか。実際に見に行ってみた。 りえんと多摩平内にある「多摩トキワソウ団地」。2011年のフルリノベーションを経て現在に至る。以前は小規模の「トキワ荘プロジェクト」のシェアハウスが最大で15棟が東京近郊に点在していたが、

    現代版「トキワ荘」に訪問! 漫画家志望35人の夢いっぱいのシェアハウス
  • 渋谷のヤクザマンションの話〜僕が繁華街に住むことをおすすめする理由〜(寄稿:ヨッピー) - SUUMOタウン

    著: ヨッピー 「ここに、引越します」 僕がまだサラリーマンをしていたころ、とあるマンションの資料を添えて上司に提出したら「お前は何を考えてるんだ!」とめちゃくちゃ怒られた。 「なんで引越しをするだけでそんなに怒られるの?」と思う人もいるかもしれないので説明をしておくと、僕が「ここに引越したい」と、上司に向かって高らかに宣言したそのマンションは新宿歌舞伎町のど真ん中にある、通称「ヤクザマンション」。つまりは、暴力団の事務所が多数入居しているようなマンションだったからである。ちなみに当時働いていた会社の最寄駅は上野である。 「上野に通うのになぜ歌舞伎町に住む必要があるのか」 「会社名義でそのような場所を借りるのは問題である」 「風紀上よろしくない」 などなど、1ミリの反論も許されない正論を並べ立てられ、目の玉が飛び出るかと思うくらいに怒られた。「お前みたいなやつが居るとそのうち会社がつぶれる

    渋谷のヤクザマンションの話〜僕が繁華街に住むことをおすすめする理由〜(寄稿:ヨッピー) - SUUMOタウン
  • 日本一有名なニートだったphaさんが、シェアハウスという青春から卒業して一人暮らしを選んだ理由(文・玉置標本) - SUUMOタウン

    著: 玉置 標 「日一有名なニート」という謎の肩書を過去に持ち、長年にわたってギークハウスというシェアハウスを運営していたphaさんが、2年前にとうとう一人暮らしを始めたそうだ。phaさんを知る人にとっては、ちょっとしたニュースである。 そもそもなぜシェアハウスを始めたのか、どうしてニートの道を歩み続けたのか、そして今はどんな暮らしをしているのか。学生時代から遡って、人からじっくりと話を伺った。 ちなみにphaさんと私の関係は、共通の友人に呼ばれて年に何度か顔を合わせるくらいの薄い関係で、二人きりで会うのは今回が初めてである。 家賃4100円の寮で過ごした京都大学時代phaさんは1978年生まれの42歳(2021年3月現在)。出身地は大阪で、大阪城の側にある高校を卒業後、現役で京都大学の総合人間学部に進学。 最初の一年間は実家のある大阪から京都まで通っていたが、二年目からは伝統的に寮

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  • 「時間はつくるものでしょ」趣味も仕事も全力で楽しむ、古谷徹さんの“遊び術”【#楽しい大人の暮らし方】 - SUUMOタウン

    インタビュー: 劇団雌 構成:ちおる 写真:疋田千里 好きなものがあると、毎日はもっと楽しい。 劇団雌オタク趣味に生きる人に好きなこと、好きな街や暮らしについて聞く新インタビュー企画「楽しい大人の暮らし方」。 第2回のゲストは、『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ、『ONE PIECE』のサボ、『名探偵コナン』の安室透など、をはじめ、多くの作品で活躍する声優・古谷徹さん。 声優として第一線で活躍しながら、スノボやゴルフ、ウィンドサーフィンなど数多くの趣味を持ち、忙しい合間を縫ってプライベートを謳歌しています。 日々、エネルギッシュに生きるための原動力とは? 古谷さんに聞きました。 プログラミングから船舶免許まで ―― 古谷さんの趣味のひとつに「パソコン」とありますが、公式サイトも自作なのですね。 古谷徹さん(以下、古谷):そうなんです、誰もやってくれなかったころから(笑)。最初につくっ

    「時間はつくるものでしょ」趣味も仕事も全力で楽しむ、古谷徹さんの“遊び術”【#楽しい大人の暮らし方】 - SUUMOタウン
  • 青物横丁で見つけた一人っきりの空虚【街と音楽】(文:ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)) - SUUMOタウン

    著者: ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ) 自室、スタジオ、ライブハウス、時にはそこらの公園や道端など、街のあらゆる場所で生まれ続ける音楽たち。この連載では、各地で活動するミュージシャンの「街」をテーマにしたエッセイとプレイリストをお届けします。 ◆◆◆ 2002年、社会人一年目。夢にまで見た東京での暮らし。 埼玉の実家から東京までの通勤は片道一時間半もかかっていたし満員電車でしんどい。家にいて親から小言を言われたくない、朝から晩まで音楽制作に没頭したい、なにより自分の力で生活してフリーダムな毎日を送りたい。 会社員として働き始めて半年ほど経ち、そんな思いがふつふつと湧いていたある日。私は専門学校時代に出会った同級生と結託し、東京でルームシェアをすることに決めたのだった。 親元を離れ、初めての自給自足の生活。掃除、洗濯、自炊などの家事はお互いそこそここなすことができて、それほど不自由は

    青物横丁で見つけた一人っきりの空虚【街と音楽】(文:ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)) - SUUMOタウン
  • 近鉄奈良駅と鹿とビブレと、バンギャルの私。(文・蟹めんま) - SUUMOタウン

    著: 蟹めんま 90年代、奈良盆地に住んでいた私のバンギャル活動 私はビジュアル系バンドが好きな「バンギャル」と呼ばれる部類の人間だ。バンギャルになったのは小学生のころで、全盛期は中高生時代。そのころ、私は奈良県奈良市に住んでいた。 「若いバンギャル」というと、全国のライブを飛び回っている姿を連想されることが多い。だが、私はV系アーティストをCDや映像、雑誌のみで嗜む、今で言う「在宅ファン」だった。当時の奈良にはライブやサイン会が来なかったからだ。 とはいえ奈良は大阪・京都に出やすいので、越県して現場に行く人は山ほどいた。だから「奈良だからしかたなく在宅だった」というのは言い訳かもしれないのだけど、中学生の私には往復1000円以上の交通費が重かったし、門限を破って親と衝突する度胸もなかった。都会への憧れを内に秘め、奈良盆地内での小規模なバンギャル活動にいそしんでいた。 近鉄奈良駅と鹿 当時

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  • 戸越銀座は一番落ち着ける俺にとっての“イナカ”。ギタリスト・Charが地元を離れない理由【東京っ子に聞け!】 - SUUMOタウン

    インタビューと文章: 榎並紀行(やじろべえ) 写真: 小野奈那子 東京に住む人のおよそ半分が、他県からの移住者*1というデータがあります。勉学や仕事の機会を求め、その華やかさに憧れ、全国からある種の期待を胸に大勢の人が集まってきます。一方で、東京で生まれ育った「東京っ子」は、地元・東京をどのように捉えているのでしょうか。インタビュー企画「東京っ子に聞け!」では、東京出身の方々にスポットライトを当て、幼少期の思い出や原風景、内側から見る東京の変化について伺います。 ◆ ◆ ◆ 今回お話を伺ったのは、ミュージシャンのCharさん。8歳でギターを手にし、10代からスタジオ・ミュージシャン(編注:音楽スタジオでのレコード、CDなどの作成やステージサポートのため、楽器演奏を行うミュージシャン)などバックギタリストとして活動を開始。以来、日を代表する偉大なギタリストとして、数十年にわたってリスペクト

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  • 山間部の集落で一日にドーナツ100個を売ることから始める、シンプルな田舎暮らしが生み出した小さな地域活性化【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

    著: 玉置 標 (撮影:宮沢豪) 5年前に佐渡島でたまたま知り合った友人が、移住2年目にして唐突にドーナツ屋を始めたという話を人づてに聞いた。しかも山間部、なんなら山奥といっていいような集落でだ。大変失礼ながら、そこだと常連客はタヌキくらいではと不安に思ってしまったが、オープンから4年目に突入し、今も順調にドーナツを揚げているようなのだ。 そもそも彼はなぜ佐渡に移住したのか、そしてなぜドーナツ屋をやることになったのか、そしてそれが成功している理由はなんだったのか、じっくりと話を伺ってきた。 この立地でドーナツ屋ってどういうことだまず大前提として、佐渡島がどんなところなのかという話をするが、離島といっても中心部の大通り沿いは、大型家電店やスーパーマーケット、各種全国チェーン店が立ち並ぶ、よく見かける郊外の地方都市。そしてそこにはミスタードーナツも一軒ある。飲店を出すのであれば、フェリータ

    山間部の集落で一日にドーナツ100個を売ることから始める、シンプルな田舎暮らしが生み出した小さな地域活性化【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン
  • 上京して15年、東京こそが自分にとって「帰る」場所|ヒャダインさんインタビュー - SUUMOタウン

    インタビューと文章: 山田井ユウキ 写真:関口佳代 進学、就職、結婚、憧れ、変化の追求、夢の実現――。上京する理由は人それぞれで、きっとその一つ一つにドラマがあるはず。地方から東京に住まいを移した人たちにスポットライトを当てたインタビュー企画「上京物語」をお届けします。 ◆◆◆ 今回の「上京物語」にご登場いただくのは、音楽クリエイターのヒャダインさん。自身もミュージシャンとして活躍するほか、作詞、作曲、編曲、プロデュースとマルチに活躍するクリエイターです。2007年からニコニコ動画に「ヒャダイン」名義で作品を投稿し注目を集め、2010年5月には音楽作家・前山田健一であることを明かして話題となりました。 多忙な日々を過ごすヒャダインさんですが、かつて大阪から上京した当時はなかなか芽が出ず、アルバイトをしながら暮らしていたといいます。そんな上京当時の知られざるエピソードを中心に、東京で過ごした

    上京して15年、東京こそが自分にとって「帰る」場所|ヒャダインさんインタビュー - SUUMOタウン
  • ヴィジュアル系バンドから落語家へ転身した男の「天神橋筋六丁目」【関西 私の好きな街】 - SUUMOタウン

    取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。◆◆◆ 遅咲きの落語家が選んだ「天神橋筋六丁目」「うちの最寄駅は『天神橋筋六丁目』です。このあたりに住むようになって、ほっとしたんです。街の風景が雑多で、ごちゃごちゃ。よく言えば気取らない。物価が安いし、定屋さんのごはんもおいしい。呑み屋さんが朝から店を開けています。すごく居心地がいいんです。『ここは自分が帰ってくるべき場所やな~』と、しみじみ感じました」 そう語るのは、落語家の桂りょうばさん(48)。上方の人気落語家、*桂ざこばさんのお弟子さんです。50歳を目前にしているとは信じられない、少年のようなあどけない表情。そして、落語家としてのキャリアも、わずか4年。かなり遅咲きなニューカマーなのです。 *二代目・桂ざこば……豪快かつ涙もろい人情

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  • 不動産相続の手続きと相続税を徹底解説!土地や家の名義変更、かかる費用、節税方法、トラブル防止のコツも - 【SUUMO】住まいの売却ガイド

    いつかは直面する相続。突然のことで呆然としている間にも、相続税の申告期限はやってきます。 そこで、親が元気なうちにこそ、不動産(家・土地など)の相続の手続きの流れや相続税の計算方法、節税や複数の人で相続する場合のノウハウを知っておきましょう。 不動産相続に詳しい税理士・行政書士の清野直美さんと、弁護士の蒲原茂明さんに話を聞きました。 記事の目次 1. 家や土地などの不動産を相続する手続きとダンドリ 2. STEP1 相続人や相続財産を確認 3. STEP2 遺産分割協議で、遺産の分け方を決める 4. STEP3 相続財産の名義変更 5. STEP4 法務局で登記を申請する 6. STEP5 相続税の申告・納付をする 7. 相続人が複数いる場合、不動産はどう相続するか。 8. 家の相続トラブルを防ぐために、生前にできることはあるのか 9. 家の相続をしたくない場合はどうすればいい? 10.

    不動産相続の手続きと相続税を徹底解説!土地や家の名義変更、かかる費用、節税方法、トラブル防止のコツも - 【SUUMO】住まいの売却ガイド
  • 「家」に全財産をつぎこんできた! 倉持由香さんの偏執的マンション遍歴 - マンションと暮せば by SUUMO

    グラビアアイドルの倉持由香さんは今年、東京都心のタワーマンションを購入しました。幼いころから住まいに並々ならぬ思いを抱き、いい家に住みたい一心で仕事を頑張ってきたという倉持さん。月収が約11万円だった22歳の時に、初めて一人暮らしをしたマンションの家賃は7万5000円。家賃は収入の3分の1が目安であると言われていますが、以降も3分の1どころじゃない金額を家賃に充て、ひたすら大好きな「家」の充実を図ってきたといいます。 これまで住んできた倉持さんの「リアル」なマンション遍歴とともに、住まいへのこだわりを語っていただきました。 事務所の台所で、寒さに震えた10代 ―― 倉持さんは13歳から仕事を始め、高校生のころにはすでに親元を離れて暮らしていたそうですね。 倉持由香さん(以下、倉持):はい。16歳で親元を離れて、最初に住んだのは当時所属していた事務所の「台所」でした。 ―― 台所、ですか……

    「家」に全財産をつぎこんできた! 倉持由香さんの偏執的マンション遍歴 - マンションと暮せば by SUUMO
  • 地味だがとても便利なヤツ。文化系オタクに優しい街・西日暮里の魅力を5000字使って語る【#オタ女子街図鑑】 - SUUMOタウン

    著: 劇団雌 二次元、ジャニーズ宝塚アイドル。次元もジャンルも異なれど、オタク女子にとって趣味人生の重要な一部。趣味を満喫するうえで、実は大切なのが「暮らす街」。オタク女子はどんなことを考え、どんなことを重視して街と家を選ぶのか? 4人組オタク女子ユニット「劇団雌」がお届けする連載「オタ女子街図鑑」。 今回ご紹介していただく街は、山手線の右上、上野駅から3駅にある「西日暮里」。地味な存在ですが、実は「文化オタクに優しすぎる」街だそうで……? 読んだら絶対、行きたくなります。 日の語り手 オオワシさん 山手線なのに「地味」 私が住む西日暮里は、東京都荒川区にある。東京のいわゆる東側、下町地区である。 山手線の中では比較的家賃がお手軽な駅の一つだ。そして、山手線の駅ランキングでは「地味」と言われてあまり存在感がない。しかしこの西日暮里、住んでみるとなかなかの穴場なのだ。 西日暮里

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  • 散歩しながら大人になった。長い学生時代を育ててくれた街、本郷。(寄稿:ぱれあな) - SUUMOタウン

    著: ぱれあな 散歩が好きだ。歩けば歩いただけ、新しい視界が開けてくる。 たとえそれが、歩き慣れたいつもの道であったとしても。 やがてまた、いるべき場所に戻らなくてはならないとしても。 私の散歩癖を決定づけたのは、郷で過ごした7年間の学生時代だった。 散歩におあつらえ向きの街 大学3年生のときに、東大の理学部2号館という古びた建物に足を踏み入れた。学部2年と大学院5年、計7年間にわたる私の拠地である。 実験し、議論し、文献を読み、論文を書くことが、起きている時間の大半を占める。このいかにも「研究者」っぽい生活が、最初のころは新鮮でエキサイティングだった。 私が主に取り組んでいたのは、昆虫の体の中に棲んでいる細菌。すなわち「共生細菌」の一種だ。この細菌と昆虫は、互いに影響を与え合いながら共存して生きている。まったく異なる生き物どうしが共に生きるという現象のおもしろさに、私はすっかり取り憑

    散歩しながら大人になった。長い学生時代を育ててくれた街、本郷。(寄稿:ぱれあな) - SUUMOタウン
  • 人生を盗まれない「ナリワイ」と正気を失わない「イドコロ」のつくり方を、モンゴルのゲルを畳みながら聞く【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

    著: 玉置 標 社会生活の基盤を組み立てる上で、誰もが考えないといけないのが、お金をどうやって稼ぐか、どこでどのように暮らすかだ。私は未だにその最適な答えを見つけられていない……なんて青臭いことを考えたりする。 自分に合ったお金づくりと居場所づくりの方向性を探すヒントを求めて、「ナリワイ」と「イドコロ」というキーワードでそれぞれを出している伊藤洋志(ひろし)さんに、モンゴルの遊牧民が使うモバイルハウスであるゲルを畳みながら伺った。 小さな仕事「ナリワイ」をいくつもつくるという働き方伊藤さんは1979年生まれ、香川県丸亀市出身、京都大学大学院農学部卒。何度かお会いしたことがあり、常に飄々としているイメージの方だ。 何をしている人かというと、さまざまな場所でいろいろな仕事をしている人となる。といってもフリーターや何でも屋とは違い、コンパクトな個人事業を自分主体でいくつも並行してやっているの

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  • 小さな個人商店が成り立つ街、岩手県盛岡市に移住したTシャツ屋さんの話(文・玉置標本) - SUUMOタウン

    著: 玉置 標 さてこれは何をモチーフにしたロゴでしょうか?正解は記事の中で 東北地方の太平洋側、宮城県の北、青森県の南東に位置する岩手県。その県庁所在地である盛岡市が盛り上がりを見せていて、各地から移住者が集まっているという話を仙台市在住の方から聞いた。 私は盛岡を訪れたことがなく、首都圏からすごく遠い場所というイメージだったのだが、新幹線なら東京から二時間ちょっとと知って驚いた。実際に盛岡へ移住した人、盛岡で生まれ育った人に話を伺い、盛岡の街をじっくりと歩いて、人が集まる理由を感じてきた。 盛岡駅は東京駅から新幹線で最短2時間10分と近かった 10月後半の平日、よく晴れた日に岩手県盛岡市へと向かった。 東京駅から盛岡駅までは新幹線はやぶさで、最短2時間10分とあっという間。東京、大宮、仙台、そしてもう盛岡である(上野に停車する場合もある)。 東京から新大阪へ行くよりも早いことに驚いた

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  • 特別な年となった2020年。変わりゆく街「吉祥寺」に思うこと(文・月山もも) - SUUMOタウン

    著: 月山もも 社会人生活が始まると同時に吉祥寺からほど近い場所に住み、15年が経つ。 その間に3度転職し、職場は早稲田→渋谷→吉祥寺→渋谷と移ったけれど、引越しを考えたことは1度もない。 と言うと「よほど吉祥寺が好きなのね」と思われるかもしれないけれど、そういうわけでもないのだ。「住みたい街ランキング」常連の吉祥寺だけど、住む前も今も「吉祥寺が好きだ」という思いは、特にない。 そんなだから2020年の4月、吉祥寺に閉じ込められることになったときは、正直「勘弁してくれよ」という思いしかなかった。けれど、こんなに長い時間吉祥寺にいたのは初めてだったので、少しだけ、街に対する印象も変わったかもしれない。 私と吉祥寺の15年間と、いま現在の吉祥寺に対する思いについて書いてみたいと思う。 甘い言葉に誘われて住み始めた吉祥寺 もともと学生時代は、東急東横線の祐天寺に住んでいた。 渋谷から3駅という近

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  • 三重県伊勢市にワーケーション(ワーク&バケーション)で滞在して、「伊勢うどん」を調べてみた(文・玉置標本) - SUUMOタウン

    著: 玉置 標 2020年に三重県伊勢市が募集した「クリエイターズ・ワーケーション」に、遅ればせながら2022年の6月に参加してきた。これは応募した中から選ばれたクリエイターたちが伊勢市内に滞在し、何らかの創作活動をしつつ観光もするという企画である。 『ワーク+バケーション=ワーケーション』 製麺好きのライターである私が提案した創作活動は「伊勢うどんを通じて伊勢市を知る」である。これを伊勢市に創作活動だと判断していただけたのだ。 なんとなくしか知らない存在だった伊勢うどんを深掘りすることで、伊勢市が持つ魅力にどっぷりと肩まで漬かることができた。この研究は住まい探しに通じる部分も多々あるので、その成果をここで発表させていただこう。 ■伊勢市民にとっては「うどん=伊勢うどん」だった ■伊勢うどんの老舗、つたや 「つたや」のご主人が考える伊勢うどんの歴史 青木さんが考える伊勢うどんのルーツ 「

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