研究者のゲーム事情:第3回は富永京子さんと「ときメモ」シリーズ。今も昔もまぶしいヒロインたちの「主体性」を考える ライター:富永京子 普段は論文や講義で活躍している研究者たちは,プライベートではどんなゲームに,どのように触れているのだろうか? 本連載「研究者のゲーム事情」は,研究者が個人的に遊んでいるゲームについて,専門的な知見も交えて自由に語ってもらう企画である。 第3回となる今回は,社会学者の富永京子さんが登場。普段は社会運動を主なテーマとして研究を行っている富永さんは,ティーンエイジャーの頃からずっと「ときめきメモリアル」のファンだと言う。当時見つめたヒロイン像と,今あらためて見つめるヒロイン像に違いはあるのだろうか? 「ときめきメモリアル」が好きである。「Girl’s Side」も好きだし,続編もプレイしたけど,やっぱり初代が好きだな。出会ったのは10歳の頃だけど,私の精神・人間形
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