ブックマーク / zenn.dev/luma (2)

  • カリー化と部分適用

    カリー化と部分適用 先日同僚にカリー化を説明する機会がありました.その際に,簡潔に説明に適した自分用の資料があるといいなと思いましたので,こちらの記事を書くことにしました. この記事ではカリー化と部分適用について解説します.歴史等には触れずにただその内容について述べます. 混同しやすいという情報があるのですが,割と違うレイヤの話なのでなぜなのかは不明ですが,関連性に関する私見も末尾に書いておきます. カリー化 カリー化 (Currying)[1]とは 複数の引数を取る関数を,単一の引数を取る関数に翻訳する手法 のことです. 簡単な例を見ます.以下のような2つの引数を持つ関数を考えます. const add = (a: number, b: number) => a + b; console.log(add(1, 3)); // 4 関数を値のように返す関数のことを高階関数と呼びます. カリ

    カリー化と部分適用
  • TypeScript: const n=1とconst n:1=1は何が違うのか、なぜ違うのか

    両者の違い エディタでホバーするといずれも 1 という型が表示され、一見同じことをしているように思えるかもしれません。しかし、これらは明確に違う型を持ちます。 その前に、すべての変数は、その変数の型とは別に、Type Narrowingという仕組みによって一時的に別の型として取り扱う機能があります。 それぞれ、仮に global type と narrowed type と呼ぶことにします。 すると、const n: 1 = 1 は (global type, narrowed type) = (1, 1) ですが、const n = 1 は (global type, narrowed type) = (number, 1) です。これは以下のようなコードで確認ができます。 const n: 1 = 1; const getN = () => n; // inferred as () =

    TypeScript: const n=1とconst n:1=1は何が違うのか、なぜ違うのか
  • 1