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2019年11月27日のブックマーク (7件)

  • 夜明け - ぽけてん

    こつこつと音が響く。青藍がじんわりと街を満たし、まばらに明かりが灯る。老若男女、色んな人とすれ違う。雑音とテールランプ。派手ではない、さりとて寂れてもいない。長らく切れたままでいる電飾がくしゃみをする。 いつまでもこんな虚言無行のパレードが続くように感じていた。 地下道に並べられる絵画達。私の原風景が額に入れられ綺麗に飾られている。この想いは誰のもの。歩を進めるたびに移り変わる景色に少し酔ってしまう。真夜中に見る内浦の青い空と青い海はどうしてこんなに遠く感じるのだろう。 空想世界が好きだった。それで満足していたはずだった。様々な世界を読んだ、多くの人を読んだ。 手を引かれ、入り込んだのは未知の海だった。身をもって実感する痛みと胸を焦がす情熱。それは文字を追ってるいるだけでは気づけない発見だった。 太宰治も芹沢光治良もエミリーブロンテもヘミングウェイも教えてくれなかった。だって私の物語は、私

    夜明け - ぽけてん
    tegi
    tegi 2019/11/27
    こういう短い二次創作、わるくない/「エッ、エミリー・ブロンテにヘミングウェイ?!それどこで言及してましたか?!」と興奮してしまった
  • 米国が抱いた最大の恐怖「内部に潜む洗脳者」

    それでは今回もよろしくお願いいたします。今回のお題は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014)ということでお願いいたします。押井監督がマーベルの映画をお題に出す、というのはちょっと意外な気がしますけど。 押井:僕はスターチャンネルの常連だから、マーベル、DC、X-MEN、あの辺はもれなく見る仕掛けになってるんですよ。その中に、時たま面白いのがあるんだよね。量産効果というか、シリーズものには時々変わったやつが出てくる。それはプログラムピクチャーの良さでもあるんだけど。 その1つがこの映画ということですね。 押井:だけど、この前作(「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(11))はねえ……しょうもないヒーローものだった。 2作目は傑作で、前作はしょうもないと。珍しいケースですかね。 押井:主演(クリス・エヴァンス)はものすごい肉体の持ち主なんだけど、お話は、モ

    米国が抱いた最大の恐怖「内部に潜む洗脳者」
    tegi
    tegi 2019/11/27
    『スカイ・クロラ』は「天才の我々は抑圧のなかでも美しく生きられる」という映画だと思っていて嫌いなんですけどどんな意味を込めたというのだろうか…。
  • 劇サの時系列の話。 - ぽけてん

    結論から申し上げますと、ラブライブサンシャインの時系列は、 2期13話Aパート ⬇︎ 劇場版編 ⬇︎ 2期13話Bパート ⬇︎ 劇場版アバン&OP ではないかと思ったわけです。 つーことで以下そう思った理由を色々書いていきますよ。4つくらい。 ① こう思ったきっかけというか、そもそも公開前は劇場版ってどの時系列でやるんだろうって疑問がずっとありました。だってTVシリーズで完璧に綺麗にまとめたじゃん。もう何かを盛り込む余地ないって。これ以上何を付け加えようって言うんですか。サクラダファミリアじゃないんだから。ってな感じで7不安、3期待くらいの感じで1年間を過ごしていました。 で、劇場版観て、うおー!となったわけです。いけすやのアツアツのアジフライをった時くらい感動しました。うおー! 周回して、気持ちも落ち着いてきたあたりで疑問がふつふつと湧き上がってきたんですよ。 2期13話Bパートで千

    劇サの時系列の話。 - ぽけてん
    tegi
    tegi 2019/11/27
    末尾のQ&Aによって諸々振り出しに戻る徒労感があるわけですが、そこで怒る気にならないのが劇サの魅力、であるかもしれない。記事も映画もキュートなのだ。
  • リアリストという仮面の裏側-松浦果南- - ぽけてん

    ------------------------------------------------------ リアリスト(realist) ・現実に即して物事を考え、また処理する人。現実主義者。実際家。 ------------------------------------------------------ 松浦果南の基的なスタンスは「今が楽しければそれでいい」だと私は思っています。あまり難しいことは考えたくない。頭で考えるより先に身体が動く。脳筋。そんなキャラ。しかし、果南の言動はそのスタンスに即しているとは言えません。極めてリアリスト。そのアンバランスさが果南の魅力であると思いますし、見ていて面白いなと感じる部分でもあります。 ただ、何故私は松浦果南のスタンスは「今が楽しければそれでいい」だと思っているのでしょうか。ラブライブサンシャインのTVシリーズを観る限りでは、「今が楽しけ

    リアリストという仮面の裏側-松浦果南- - ぽけてん
    tegi
    tegi 2019/11/27
    果南のちょっと笑ってしまう感じをストレートに書きつつも、あまり嫌味にならずちゃんと魅力的な人物として描くのがいい。
  • 【インタビュー】「このまま終わってもいいかな」突然のレーベル休止を前に、内田彩は覚悟を決めた。 - ライブドアニュース

    幼い頃からアニメが大好きだった。『ラブライブ!』の南ことりや『けものフレンズ』のかばんなど、数々の人気キャラクターを演じ、晴れて人気声優となった今も「キャラクターを演じることが何よりも幸せな時間」と言い切る。 内田彩は、今どき珍しい職人気質な声優だ。 2014年にソロアーティストデビュー。裏方指向の強い内田だけに自らを“アーティスト”と名乗ることには抵抗があったが、活動を続けていくうちに、その楽しさも感じ始めたと言い、やがてアルバムのコンセプトやデザインにも積極的に関わるようになる。 しかし今年3月、事件は起こった。 内田の所属レーベル「ZERO-A」が突然、活動休止してしまったのだ。華々しくデビュー5周年を迎えるはずだったソロ活動は、一転して存続の危機に追い込まれてしまう。 再びゼロから作り上げるのか、それともそのまま辞めてしまうのか。 究極の選択を迫られた内田は、悩んだ挙句に再出発を決

    【インタビュー】「このまま終わってもいいかな」突然のレーベル休止を前に、内田彩は覚悟を決めた。 - ライブドアニュース
    tegi
    tegi 2019/11/27
    そんなことがあったのか…アルバムはこれまでとの断絶を感じさせない名盤でした。
  • 道はずっと続いている - ぽけてん

    突如、空は闇で覆われて、平和は瓦解する。深淵に君臨するは魔王。人々は希望を求める。立ち上がる1人の少年。険しく厳しい道のりの末、少年は魔王を倒し、世界に平和が戻る。よくある冒険譚。 私は思うのだ。勇気を胸に激動の日々を終えた少年にとって平和な世界は退屈ではないのかと。人は夢を叶えた後、何を思うのかと。 ラブライブサンシャインのTVシリーズは全26話を通してずっと同じ問題提起をしていた。「輝きとは何か」と。最終話、主人公の高海千歌からその答えを提示される。 劇場版ラブライブサンシャインは輝きの正体を知った高海千歌のその後が描かれる。軌跡のその先の物語、夢の向こう側の物語。 劇中、沢山の沼津の風景が描かれていた。Aqoursは沼津から生まれたのだと改めて認識させるように。私は6回ほど沼津を訪れたことがあるためか、劇中の背景はその殆どが見知った景色であった。リアリティと言うと少しニュアンスがずれ

    道はずっと続いている - ぽけてん
    tegi
    tegi 2019/11/27
    割合ドライなフィクション観なのに、劇サで「終わらないでくれ」と強く思うくだりが印象深い。各時代のアニメの傾向の話は物足りない。
  • ちっちゃなハート、おっきな感謝 - ぽけてん

    めまぐるしく変わる景色の中で一際目立つその輝き。何故、眩しく感じるのか。知りたい、その理由を。 私は考えすぎてしまう人間だ。あれやこれ、余計なことまで考えてしまう。考えすぎて動けない、そんな人間。考えて考えて考えて考えて考えて、それで終わる。世の中って色んな制約やら都合やらが絡み合っていて思うように上手くいかないことが多い。だからこそ考えてしまう、必要以上に。 軽い人間になりたかった。皮肉ではなく、純粋に。高く飛びたかった。 私にはこれといって好きなものがなかった。沢山のコンテンツには触れていて好みの程度はあれど、"ハマる"ということがあまりなかったような気がする。所詮、コンテンツなんてものは消費物でしかないし、なにかひとつに熱中することに意義を見出せなかった。意義…ではないな、ただ機会を逃していただけかもしれないし、意欲がなかっただけかもしれない。 ラブライブサンシャイン一期を見た時の私

    ちっちゃなハート、おっきな感謝 - ぽけてん
    tegi
    tegi 2019/11/27
    "声優界のチャールズチャップリンこと降幡愛"って初耳なんですけど常識なのだろうか…/アンビバレントな思いだからこそ惹かれるのかもなあと思った。