国が賠償認め訴訟終結 遺族に1億700万円支払い―森友文書改ざん・大阪地裁 2021年12月15日19時53分 森友学園に関する公文書改ざんをめぐる国家賠償請求訴訟の進行協議の後、記者会見する赤木雅子さんの代理人の生越照幸弁護士(左)と松丸正弁護士=15日午後、大阪市北区 学校法人森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、自殺した同省近畿財務局職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が国などに損害賠償を求めた訴訟の進行協議が15日、大阪地裁(中尾彰裁判長)であった。国は原告の請求を認める「認諾」を行い、国との訴訟は終結した。 官房副長官「国の責任明らか」 赤木さん自殺、過剰な負荷継続 国側は同日付の準備書面で、改ざん指示を受け業務負担が増した赤木さんの自殺について、「国家賠償法上の責任を認めるのが相当」と説明。原告の追加主張などの内容を再検討した結果、「いたずらに訴訟を長引か