カップル探偵の幼児誘拐事件捜査。これは考えさせられた。 ベン・アフレック初監督作でなぜか劇場未公開。 3歳の少女が誘拐され調査を始めたカップル探偵(夫婦ではない)が辿り着く結末。 オープニングでぐっとひきこまれる。描かれそうで描かれなかった本当のアメリカが描写されている。 メイキングを見ると、原作者(デニス・レヘイン)と脚本家(ベン・アフレック、アーロン・ストッカード)ともボストン育ちで実際の撮影もボストンで行っている。(だから”地元なまり”が随所にあるらしい) しかも出演者の多くは地元の人たちを使っており、ある意味”ボストン”という「街」が主役でもある。 ストーリーにもそれが反映されており、地元で育った私立探偵二人がそのコネを使って、調査を進めていく。 行く先々に知り合いがいて情報を得たり、友人の”売人”からタレコミを受けたりと警察の捜査の先を行く働きを見せる。 特に最初の酒場のシーンが