2009年11月21日のブックマーク (2件)

  • 日本のラノベ読者よ、死を想え。謎多き作家・唐辺葉介による戦慄のデビュー作「PSYCHE」 - BAD_TRIP 特装版

    「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している!」 タカオさんがガッチガチの胸を張って、何かのの受け売り*1を偉そうに語っていました。*2 「といっても、一回言ってみたかっただけで、別に深い意味は全くないんだが」 生と死の話を始めると、深みに嵌まるだけで抜け出せなくなってしまいますからね。というか、冒頭でそんな言葉を引用されると、話を膨らませようがないので、ハッキリ言ってこちらが困ります。それに大体、死ぬことも不思議ですけど、生きてるって事も充分不思議なことなんですから。 「では、訊こう。死が、自己の意識の永続的な喪失とイコールなのだとしたら、一時的かつ断続的に意識の停止状態が生まれる“眠り”とは、一体どこが違うと思う?」 えっと。シェイクスピアは、『ハムレット』の中で「死は眠りにすぎぬ」と言いました。シェリーは長詩"Queen Mab"の中で「死と眠りは兄弟*3」という表現を

    日本のラノベ読者よ、死を想え。謎多き作家・唐辺葉介による戦慄のデビュー作「PSYCHE」 - BAD_TRIP 特装版
    tei_taraku
    tei_taraku 2009/11/21
    非常におもしろかった。
  • 狂っているのは、世界かそれとも彼女の方か。田中ロミオが挑む、初の学園ラブコメ小説「AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜」 - BAD_TRIP 特装版

    「高校時代、同じ学年の男子に、植物と話ができるって噂のヤツが居てさぁ」 手元の文庫を、読み終えたで出来た山の一番上に乗せると、タカオさんは突然話を始めました。 「まぁ、俺とは違うクラスだったし、直接そいつと会話したこともなかったんで、そのとき俺自身としては、変な噂が流れてるもんだなぁとしか思わなかったんだけどさ」 えっと。草木と話をする人って、別に珍しくもないんじゃないですか。私の周りにも、育ててるサボテンに毎朝声をかけてる人とか、実際いましたよ? 何かのセラピーとかでも、そういう行為に一定の効果があるって、耳にしたことがありますけど。 「違うって。俺はいま、話が『できる』って言ったの。つまり、会話や対話の類だな。こちらが一方的に話すんじゃない。相手の声が聞こえる、自分の意思が伝達できる、相手の気持ちが理解できる。そういう双方向性を持った一連の動作を、その男子は可能らしいっていう、そう