現代日本を生きるキッズたちの、 ストリートレベルのパフォーマンス 最近、東京の街なかを異様な巨大オブジェが走り回っている。迷彩色のハマーが引っ張るトレーラーに、「さあ、いらっしゃい」とばかりに両腕を上げた、女のロボットが2体。それが大通りを、まったく説明のないまま、ただ走りすぎていく……。歌舞伎町にオープンした『ロボットレストラン』の宣伝フリートだ。 新宿・歌舞伎町の超一等地に2012年7月、いきなり姿をあらわしたロボットレストランは、ロボットがサービスしてくれる未来型ハイテク・レストランかと思いきや、実は肌もあらわなセクシー美女たちが踊りまくる「ロボット&ダンスショー」が楽しめる、シアターレストランというかショーパブなのだ。 シアターレストランというと、その最高峰はラスヴェガスとか、パリのクレイジーホースみたいなことになるのだろう。完成されたエロティシズムとしての、オトナのエンターテイメ