上の記事は自分としてはお気に入りなのだけど、問題が一つあった。それは「どのようにして水増ししているのか?」についてが曖昧だったところだ。 コメントされた方の「こうなんじゃないかな?」説は複雑すぎて240バイトぐらいしかなかったという空きに納まるとは思えなかったので、もっと単純な小坂さんが言っている通りの1秒が実は1秒ではない、というパターンなのは自信があったわけだけど「本当に実装がそうなのか?」はソースを読む以外方法がない。 そこで『迷宮組曲』のROMイメージから、実際のソースを作ってみることにした。 ソースを作るために使ったツールは、なんと、あの野沢さんお手製のlinux上で動くディスアセンブラを譲ってもらって、これをWSL2上で動かして解析した。 慣れるまでは少し癖があったけど、わかってしまえばとても便利で快適なツールだった。