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書評に関するtemimetのブックマーク (5)

  • ホームズがクトゥルーの古き神々と遭遇する大胆不敵なマッシュアップ──『シャーロック・ホームズとシャドウェルの影』 - 基本読書

    シャーロック・ホームズとシャドウェルの影 (ハヤカワ文庫FT) 作者:ジェイムズ ラヴグローヴ早川書房Amazon映画も含めたシャーロック・ホームズ関連作品はコナン・ドイルによる正典の他に数多くのパスティーシュ、クロスオーバー、二次創作で溢れかえっているが、その流れに新たに連なっているのが『シャーロック・ホームズとシャドウェルの影』だ。ラブクラフトによって打ち立てられた巨大な世界「クトゥルフ神話」、そしてそこに現れる古き神々とホームズが出会う様を描き出す、大胆不敵なマッシュアップである。 ホームズの持ち味といえばその鋭い観察眼と明快なロジック、腕っぷしが必要になるときはバリツによって事件を解決に導いていくところにあるが、クトゥルーの神々には当然ながらロジックもバリツも通じない。理屈が通じない神々と出会った時、ホームズとワトソンはどのような反応を返すのか──!? と、正直座組を聞いた段階でワ

    ホームズがクトゥルーの古き神々と遭遇する大胆不敵なマッシュアップ──『シャーロック・ホームズとシャドウェルの影』 - 基本読書
  • 「自由の国の感染症」評の下書き|HAGINO M.D.

    以下をFacebookに投稿しました。 もう少し読み直して推敲し、Amazonレビューにしようと思っています。 【これは面白い】 畏友・西村 公男先生に御恵投頂きました。御多忙な中、このような訳業をなされたことに感服致します。ほんまようやるなぁ凄いわ、という感想。 また、みすず書房が書の価値を理解して出版したのもポイント高いと思いました。将来的には講談社学術文庫でトクヴィル「アメリカのデモクラシー」の横に並ぶべき基図書ではないでしょうか。 著者のトレスケンはピッツバーグ大学経済学部教授(在職中の2018年に没)、当然Covid-19 pandemic前に書かれた書物であるにもかかわらず、読んでいてそのことを忘れるような指摘があちこちにあります。というか、アメリカにおける今回のpandemicのおおまかな帰結は、過去の「感染症とアメリカ」を辿れば十分に予測可能な話であったとも言えます。大

    「自由の国の感染症」評の下書き|HAGINO M.D.
  • オススメ!最近読んで面白かった文庫20選 - 読書する日々と備忘録

    最近面白い文庫をいろいろ読めたなーという印象だったので、せっかくなのでここでいったんまとめて紹介したいと思います。ジャンルは違えどどれも自分に刺さったなので、気になるがあったらぜひ読んでみて下さい。 1.青の女公 (集英社オレンジ文庫) 青の女公 posted with ヨメレバ 喜咲 冬子/月子 集英社 2021年11月19日 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kindle honto 北方領主の父を冤罪で亡くし、絶望に心が壊れた家族を人質にとられ下級女官として王宮で働くリディエ。婚姻関係が破綻しているスキュイラ王女と婿ヴァシルの仲を取り持ち世継ぎ誕生の後押しを命じられるファンタジー。平穏に任期を終え故郷に帰りたいがためにヴァシルに協力するリディエと、思惑に反するその行動に目を付けるスキュイラ。それを起因として国を揺るがす動乱へと繋がり、運命が大きく変わってゆくがリディエが紆

    オススメ!最近読んで面白かった文庫20選 - 読書する日々と備忘録
  • #この岩波文庫がすごい総選挙

    jt @j_tt_j #この岩波文庫がすごい総選挙 デカルト『方法序説』 何度も何度も読み返し、今でも読み返す。デカルトが唱える「四つの準則」は私の中の柱になってる。 pic.twitter.com/bwEaQavRsn 2019-07-05 13:01:51

    #この岩波文庫がすごい総選挙
  • 【書評】アンナ・カヴァン『氷』 - Under the roof

    氷 (ちくま文庫) 作者: アンナカヴァン,Anna Kavan,山田和子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2015/03/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (15件) を見る 寒冷化により世界が緩やかに破滅へと向かう中、異常な執念でひとりの少女を地の果てまで追いかける男の話。 主人公である「私」は、冒頭から「少女」へ会うために車を走らせるのだが、少女はすでに結婚していて夫とともに暮らしている。 やがて戦乱により少女は夫のもとを離れるが、今度はある小国の独裁者である「長官」と一緒にいることを突き止め、少女に会うためだけに私は長官の治める国へと単身乗り込んでいく。 ストーリーはこの繰り返し。私がひたすら少女を追いかけ、少女を見失っては何らかの情報を得てまたまたとんでもない執念で少女を追いかける。世界は氷によって緩やかに破滅へ向かっていて、さらには国家間の戦争も行われている

    【書評】アンナ・カヴァン『氷』 - Under the roof
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