中国における髪飾りについて、中国に関する事典類、髪飾りに関する資料を調査した。 資料1のp.32-33に中国の髪飾りについて、かんざしを挿すことが成人の儀式であることなどの説明がある。また、「中国では古くより簪(しん)や釵(さい)で結った髪を固定した。簪は正式には笄(けい)ともいったが漢代以降簪というようになった」という記述があることから、資料2、資料3で「簪」「釵」「笄」について記載があるかを確認した。 資料2のp.520に「しん 簪」の項目があり、簪について古代からの歴史が10行程度で説明されている。p.353に「さい 釵」の項目があり、釵の特徴や、白居易の「長恨歌」からの引用文等が9行程度記載されている。さらに、p.225に「けい 笄」の項目があり、笄の使い方や『釈妙』「釈首飾」からの引用文等が16行程度記載されている。 資料3で「簪」を引くと笄を見るよう示されている。p.283の「
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