第1回、第2回に引き続き、伊藤尚往監督に『オーバーロード』の制作法について伺う最終回。制作上のポイントと、主人公のアインズの魅力についてお話を伺った。 Profile 伊藤尚往 Naoyuki Ito 竜の子アニメ技術研究所に入社。その後東映アニメーションへ。原画マンとして活躍し、後に演出家として『おジャ魔女どれみ』『ワンピース』『ちはやふる』など様々な作品に携わる。監督作としては『Kanon』(東映版)『イリヤの空、UFOの夏』などがある。 250カット止めて、その分50カットをフルで動かす —— 前回お話いただいた3Dが使われているということもそうですが、今回はかなり作画のカロリーをどこに回していくかに気を遣われているように思えます。 伊藤 ええ。かなり意識しています。橋本プロデューサーからも口を酸っぱくして言われています(笑)。 —— 話数によってアクションを中心にする回を決めていた
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