一般に、課金を気にせず思い通りにゲームを作るほど、収益化は遠ざかっていくといわれる。広告を入れるほど世界観が壊れるが、収益化できる。有料ゲームにすると、間口は狭くなってしまう。 そこに対して、果敢にアプローチするインディー開発者がいる。作家性の高い無料アドベンチャーゲーム群を出し続ける『くまのレストラン』作者Daigoさんだ。 2019年7月6日、銀座のユニティ・テクノロジーズ・ジャパンにて行われた“Unity Monetization コーヒーミートアップ”のセッションにて「作家性と、収益化を両立するためのマネタイズ」というテーマでその成果を発表してくれたので、記事として情報を共有したい。 セッションは、「くまのレストランはだめですね、クソゲーです」と、インパクトのある言葉から始まった。『くまのレストラン』の1週間継続率は4.7%。近代的な基本無料ゲームは長い時間遊ばせて課金収益を得る仕
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