Googleのビジネスモデル上の武器が広告であるのは言うまでもない。では、そのGoogleは自社製品をどのようにマーケティングしているか? ――ちゃんと自社の広告プラットフォームを使っている。たとえばGoogleのWeb検索で「web mail」と入力すると、スポンサードリンクのトップにGoogle Mail (Gmail)のテキスト広告が表示される。 そのGoogleが2月14日にGmailを全世界で一般公開したのに合わせて、YouTubeにGoogleチャンネルを新設し、「Gmail Theater」というビデオ配信を始めた。スパム対策、オーガナイズ機能、検索機能、Google Talk統合など、Gmailを利用すべき4つのポイントを人形劇風に説明している。 これも広告手段の1つ、ネットコミュニティの口コミ波及を狙ったバイラル・マーケティング(Viral Marketing)と言える。