空全体のようす。画像下が南、中央が頭の真上。まだ南西に月が出ていて明るい上に放射点の位置も低い。クリックで拡大(ステラナビゲータで作成) 2008年のペルセウス座流星群は、8月12日の午後8時ごろにピークを迎えると予測されています(日本流星研究会による)。ピーク付近で出現数が極端に変わることはないので、8月12日から14日の間、とりわけ13日の未明が観察に最適です。 12日の宵ではなくて13日の未明としているのは、月明かりがあるからです。8月9日が上弦、17日が満月なので、宵のうちは南の空に月が高くのぼっています。月が西の空に沈むのは、12日なら午前0時5分、13日なら午前0時57分です。この時間帯からが観察の本番となるでしょう。 さらに、流星群は放射点が高く昇っているほど見える数が多くなります。ペルセウス座は秋の星座。8月中旬なら日没のころには北東の地平線に姿を見せていますが、夜半過ぎに