京都市の「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件では、テレビアニメ「らき☆すた」などの監督を務めた武本康弘さん(47)も安否がわからなくなっています。76歳の父親は「事件の前に時間が戻ってほしい」と息子への思いを語りました。 兵庫県に住む武本さんの父親が21日、NHKの取材に応じました。武本さんの父親は「ニュースで京都アニメーションが火事だと知って、心配していましたが、最近は出張も多かったので、現場にいなかったらいいなと思っていました。しかし、息子の妻から『いくら携帯電話に連絡してもつながらない』と聞き、絶望的な気持ちになりました」と話していました。 武本さんは新しい映画作品ができるたびに、必ず両親へ招待券を送っていたということです。 父親は「招待券を送ってくれた映画はすべて見に行きました。優しい性格の息子です。私にとってはできすぎた息子です」と話していました。そのうえで「犯人に対