物語は前作と同様に、夢破れそうな青年のもとに「ガネーシャ」というゾウの如き姿をした神様が現れるところから始まります。 副題に「貧乏神」とあるように、今回の主要テーマは「大好きなことをしてお金を稼ぐ方法」です。 夢を諦めきれずに会社を辞め、8年間も売れない芸人をやってきた貧乏芸人の主人公が「大好きなことをして生活する」ために最後の悪あがきを見せます。 この主人公が成長していく過程で、「大好きなことをして生活する」ために大切な教えが1つ1つ明かされていくのです。 今日は本書の中で特に私の胸を打った箇所をまとめましょう。 締め切りを設ける 「大好きなこと」というのは、多くの場合「いつかやりたいこと」になりがちです。 それは他の締切のある仕事や人からの依頼事項に埋もれ、最も先送りされやすいものでもあります。 ですから、まずは「大好きなこと」に締切を設けることが大切です。 締切のあるオーディションに
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