印刷 メール 公共に主張突きつける「占拠」(1/2ページ) ニューヨークのズコッティ公園を占拠した人々=10月4日、竹内一晴さん提供 経済産業省敷地内にテントを張る市民団体「経産省前テントひろば」 世界中で注目されたニューヨークのウォール街占拠運動が3カ月を超えた。ズコッティ公園という小さな公園に端を発した運動は全米に波及し、いまだ着地点は見えない。「占拠」は何を目指しているのか。 公園占拠は、経済格差や貧困問題を告発する目的で始まった。大きな特色は、法律の制定や改廃といった具体的な政策目標をあえて掲げていない点だ。政党や政治家に働きかけるのではなく、テントを張って居座り、主張をアピールするだけ。こうした手法には、「政策の実現を争点にしないのでは、占拠運動が『勝利』を収めることはできないだろう」(藤原帰一東京大教授)との見方も多い。 しかし、米国7都市で占拠運動を取材したジャーナリストの竹
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