5月14日、欧州委員会で働く英国人職員の約1割が、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が決まった2016年6月の英国民投票以降に別のEU加盟国の国籍を取得していたことが分かった。写真はロンドンの国会議事堂前で抗議活動をするブレグジット反対派の男性。2日撮影(2018年 ロイター/Hannah McKay) [ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州委員会で働く英国人職員の約1割が、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が決まった2016年6月の英国民投票以降に別のEU加盟国の国籍を取得していたことが分かった。ロイターに提供されたEUのデータや取材で判明した。 欧州委で20年以上のキャリアを持つある中堅職員は、血統に基づく手続きによりアイルランド国籍を取得。「英国人として、われわれのここでのキャリアは既に終わった。しかし、誰も私をアイルランド人とはみないだろう。基本的に今のところ(国籍変更)