大学をドロップアウトして、在宅勤務制度につけこんで、あるいは職場で同僚たちの目を盗んで、ネットゲームに没頭する若者たちがいる。そうしてゲームに費やす時間が長くなればなるほど、生身の人間と触れ合う機会は減り、依存症状が深刻になる。インターネット依存症患者を受け入れる全米初の療養施設を米版『GQ』が訪ね、若者たちから話を聞いた。 Photo: Jean-Yves Lemoigne Words: Ben Dolnick Translation: Ottogiro Machikane オフィスの個室でゲームをやりつづけたテキサスの青年 最悪なのは、いつも朝だった─と、カラムはかつての自分をふり返る。オフィスのコンピューターでドルイドやデスナイトと徹夜で戦った果ての午前6時か7時、テキサス州サンアントニオのぎらつく陽射しを浴びる駐車場から、自宅まで5分ほどドライブする。対向車線でハンドルを握る通勤ド
![ゲームで人生を台無しにしたぼくら 〜全米初のネットゲーム依存症更生施設を訪ねて〜|メンズファッション、時計、高級車、男のための最新情報|GQ JAPAN](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/25aca51b2908e626dd50a4bbbd9669677d6d310a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgqjapan.jp%2Fuploads%2Fmedia%2F2016%2F05%2F06%2F157-avatars-anonymous-ec.jpg)