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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (24)

  • 明日の自分を信じ抜く力:日経ビジネスオンライン

    サッカー日本代表の中澤祐二さんは、古風で一途な男だった。 高校時代の中澤さんは、どちらかといえば下手な部類の選手で、卒業後もプロからは声がかからず、その後のブラジル留学でも芽が出なかった。帰国してからは母校の後輩たちと一緒に練習しながら、自分を磨いていた。 その間も、「自分は必ずプロになる」と信じて疑わなかった。周囲にもそう公言していて、いくら「無理なんじゃないか」と言われても人だけは信じていた。そしてそれを莫大な練習で支えていた。 印象的だったのは、高校生が普通の青春時代に経験するような事柄、例えば友達とカラオケに行ったり、アルバイトをしたり、恋人がいたりといったようなことは、一切捨ててサッカーに打ち込んでいた。そのうち、友人たちも「どうせ来ないから」と中澤さんを誘わなくなった。 ほかのものを全部捨てて、サッカーに打ち込んでも現実にプロになれるかどうかは保証は無い。それでも22歳までが

    明日の自分を信じ抜く力:日経ビジネスオンライン
  • マスコミが「政治報道」できなくなった理由 御厨貴・東京大学先端科学技術研究センター教授に聞く【第3回】:日経ビジネスオンライン

    毎年のように変わる日の首相。日の「首相の器」が小さくなったのはなぜか? 歴代首相にロングインタビューを行ってきたオーラルヒストリーの第一人者、御厨貴東大教授と池上彰さんが探るシリーズ第3回。今回俎上にあげられるのは、マスコミの政治報道の問題です。 「政治」ではなく「政局」のすったもんだを興味位のみで報道する姿勢。政治家の一言を切り取って「失言問題」に仕立て、芸能人のスキャンダル報道のような扇情的なニュースとして取り上げるやり方。政治報道とは、来、マスコミによる権力の監視機能であり、基的には日国の政治を良き方向に導くのが目的のはず。「首相の器」と同時に「メディアの器」について、考えます。 池上:さて、「首相の器」の問題を取り上げたからには、返す刀で自らを一度切る必要があります。「マスコミの政治報道」姿勢について、です。 今の政治家は政治をやっていない、選挙活動と政局ばかりを気にす

    マスコミが「政治報道」できなくなった理由 御厨貴・東京大学先端科学技術研究センター教授に聞く【第3回】:日経ビジネスオンライン
  • 5000時間の集中でエキスパートになる (2ページ目):日経ビジネスオンライン

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  • 「未来」に立って、今を見ていますか? - 『もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら』の著者が語る「☆☆」:日経ビジネスオンライン

    ―― 藤野英人さんの著書『もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら』は、例えば竹とんぼのような道具で空を飛べる「タケコプター」が世の中に登場したら、人々の生活がどう変わるか、企業がどのようにビジネスチャンスを見出すか、それは株式市場にどのような影響を与えるかといった視点で経済の仕組みをまとめています。 奇想天外な事象ではありますが、でも不思議なことに身近な印象も持ちます。そもそも、なぜ「ドラえもんのひみつ道具」で経済を語ろうと考えたのでしょうか? 藤野 英人(以下、藤野) 構想そのものは5年ほど前からありました。もともと私は経済、そして投資質に迫るような話をしたいと思っていたのです。日人って、経済や投資の話をしようとすると、ハードルが高いと遠慮してしまうのか、お金にがめついと思われるのが嫌なのか、敬遠しがちでしょう。でも、アメリカやヨーロッパ、中国など海外の方々と話をしていると、普

    「未来」に立って、今を見ていますか? - 『もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら』の著者が語る「☆☆」:日経ビジネスオンライン
  • 責任を伴う「自由時間」が自律と創造をうながす:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ――前回は、仕事に対して必要以上の報酬を与えると、それがかえってビジネスパーソンのやる気を削ぐ可能性がある、という話を聞いた。特に創造性が要求される複雑な仕事において、お金は動機付けにならないと。 ピンク 自律性(autonomy)がないと創造性は出てこない。この自律性、自主性を“自由”とはき違えてはならない。あくまでも、きちんと結果を出していれば、「何時に会社に来る」とか「何時まで居ないといけない」とかいう規則は意味がないということだ。 これをROWE(Results Only Work Environment)、すなわち「結果志向の職場環境」と呼ぶ。これを生み出したのは米ベストバイという米国の家電量販店最大手だ。この会社には出社時刻の決ま

    責任を伴う「自由時間」が自律と創造をうながす:日経ビジネスオンライン
  • やる気は「お金」では買えない - ダニエル・ピンクの「やる気の研究」:日経ビジネスオンライン

    ――この6月に発行された「モチベーション 3.0」(原題:“Drive”)を執筆したきっかけは? ピンク 前作である、「ハイコンセプト:新しいことを考え出す」(原題:“A Whole New Mind”)を書いたことだ。そのの中で私は「我々は左脳、つまりスプレッドシートを処理する能力から、芸術的な能力、共感する能力で注目されている右脳の時代に移行している」と書いた。すると読者は私にこうたずねてきた。「このようなことをするのにどのようにして人にやる気を起こさせたらいいのか」。この質問を受けて、「やる気」(drive)について調べてみようと思い立った。 動機付けについて膨大な研究が行われてきたことは知っていた。そこで論文を読み始めることにした。すると、驚くべき内容に当たった。 十分な報酬がないと、最低限の仕事しかしない ダニエル・ピンク 1964年生まれ。エール大学ロースクールで法学博士号を

    やる気は「お金」では買えない - ダニエル・ピンクの「やる気の研究」:日経ビジネスオンライン
  • 労働は人間の本質ではなく、堕落である:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (働くその1から読む) (働くその2から読む) (働くその3から読む) (働くその4から読む) (働くその5から読む) (働くその6から読む) (働くその7から読む) ルソーの自然状態と文明の堕落 生産労働がもっとも価値の高い人間の営みであるということは、このように近代の資主義の社会のうちに埋め込まれた価値観なのである。しかしそのような労働観とは異なる視点はないのだろうか。そう考えてみると、近代の初頭に社会がどのようにして形成されるかを考察したルソーは、まったく異なる視点を提供している。 ルソーは、人間は自然な状態では、ただ自然の豊かな恵みを享受するだけで、自然を「加工」するようなことはしなかったと想定している。この自然な人間という生き物は

    労働は人間の本質ではなく、堕落である:日経ビジネスオンライン
  • iPadが変えるシニア、営業、そして・・・。 (2ページ目):日経ビジネスオンライン

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    iPadが変えるシニア、営業、そして・・・。 (2ページ目):日経ビジネスオンライン
    teotes
    teotes 2010/05/27
  • iPadが示す「リアル・ソーシャル」の萌芽:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 米アップルの「iPad(アイパッド)」の日発売が、いよいよ明日(5月28日)に迫った。米国ではいまだ品薄状態が続き、日でも予約開始から3日で受付終了と、期待感は相変わらず高まっている。SIMロックを巡る一件では、世界中で日のみ例外的にSIMロックを施した状態で発売されるという異常事態により、いささかミソをつけた格好とはなったが、マスコミ各社が大々的に取り上げたことで、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の日発売時とはまた異なる熱気を帯びているように感じる。 筆者も既に何度かじっくりと触る機会を得たのだが、たまたま子ども(未就学)も同席させてもらった際に、とにかくいつきがいいことに驚いた。もとよりiPhoneが子どもへのウケ

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    teotes
    teotes 2010/05/27
  • 【最終回】 改めて“なぜ働くの?”と聞かれたら:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 生きるため、生活のため、大人の義務だから働く このコラムシリーズの冒頭で、私はみなさんに質問した。もし子どもに「大人はなぜ働くの?」と聞かれたら、あなたはどう答えるだろうか(第1回 子どもに「大人はなぜ働くの?」と聞かれたら)。 最終回の今回は、これまでの17回分を振り返りながら、改めて「なぜ働くのか?」について考えてみたい。 コラムが始まって毎回のようにいただくのが「働く理由は、生きるため、生活のため。それ以外にない」というご意見だ。私は生きるために、生活のために働くことをこれまで一度も否定していない。私自身もそうだが、すでに十分な生活の糧を得ている人を除けば、それが働く前提となる。 何度かご説明したが、この主旨のコメントはなくならなかった

    【最終回】 改めて“なぜ働くの?”と聞かれたら:日経ビジネスオンライン
  • “自分ブランド化”の先端(その2)~あなたは「誰」に知られていますか?:日経ビジネスオンライン

    ツイッターやfacebookといったソーシャルメディアの普及により、個人が実名または実名と同等のハンドルネームなどで情報発信するケースが増えてきた。個人を特定できる形での情報共有の先にあるのは、個人がブランドになる社会だ。 パーソナルブランディングの専門家であるダン・ショーベル氏は、著書『Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」』の中で、「ほとんどの人はWeb2.0の世界で自分のキャリアを管理する方法をまだ理解していない。しかし新しいメディアの使い方とパーソナルブランディングの秘訣を学べば、自分の限界を打ち破り、さらなるキャリアアップを実現できる」と指摘する。邦訳の刊行に合わせ、著者のダン・ショーベル氏にパーソナルブランディングの最前線を聞いた。 ダン・ショーベル(Dan Schawbel) Millennial Branding, LLCのマネージングパートナー。New

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  • 75. Twitter全盛だから、ブログのことをちょっとだけ考えてみた。(1) (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    A「ツイッターって知ってる?」 B「うん」 A「やってるの?」 B「うん」 A「どんな感じ?」 B「ひとことではちょっと…」 A「説明できない?」 B「うん」 A「どんなふうに?」 B「ううううん…」 A「やっぱり、やらないとわからない?」 B「うん」 A「……」 B「……」(しばらく沈黙) A「あのさ」 B「ん?」 A「こんど、教えてくれない?」 B「何を?」 A「ツイッター」 B「ツイッター?」 A「うん」 B「いいけど、誰に?」 A「……ばか?」 B「だれが?」←こういう、Bみたいなヤツだと困っちゃうわけですね?(2010/05/12)

    75. Twitter全盛だから、ブログのことをちょっとだけ考えてみた。(1) (3ページ目):日経ビジネスオンライン
  • 生物界もビジネス界も『強い者は生き残れない』 ~人類は「第6の大量絶滅」を防げるか?:日経ビジネスオンライン

    理系オンチを自認する私がなぜ生態数理学という、いかにも難しそうな学問を研究している人のを手に取ったのか。それは、以前この著者を『爆笑問題のニッポンの教養』というテレビ番組で見て、強く印象に残っていたからだ。放映は2007年の11月だから、もう2年以上も前の話だ。 番組で、著者は研究対象の「素数ゼミ」について身ぶり手ぶりを交え、熱く前のめりに語っていた。太田光に「子供みたい」と突っ込まれていたが、まさに遊びに熱中している少年のような無邪気さをふりまいていた。 素数ゼミ(正式には周期ゼミ)とは北米にのみ生息するセミで、土の中で13年もしくは17年もの長い年月を過ごし、成虫になる。定期的に何十億匹というセミが大量発生し、周囲を騒音の渦に巻き込む。その謎を「素数」をキーに世界で初めて解いたのが著者である。 素数セミの祖先はもともと、毎年発生するごくありきたりのセミだった。だが、新生代の氷河期に入

    生物界もビジネス界も『強い者は生き残れない』 ~人類は「第6の大量絶滅」を防げるか?:日経ビジネスオンライン
  • 経済を自分のアタマで考えるために:日経ビジネスオンライン

    小峰 隆夫 法政大学大学院政策創造研究科教授 日経済研究センター理事・研究顧問。1947年生まれ。69年東京大学経済学部卒業、同年経済企画庁入庁。2003年から同大学に移り、08年4月から現職。 この著者の記事を見る

    経済を自分のアタマで考えるために:日経ビジネスオンライン
  • あなたは学びやすい人か、それとも「学ばないことを学んでしまった」人か:日経ビジネスオンライン

    中原淳(なかはら・じゅん) 東京大学・大学総合教育研究センター准教授。北海道出身。大阪大学より博士号授与。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人々の学習・成長・コミュニケーションについて研究する。研究室は研究者や実業家を招いて行う“Learning bar@Todai”をプロデュース。共編著・共著に『企業内人材育成入門』(ダイヤモンド社)、『ダイアローグ 対話する組織』(同)、『リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する』(光文社新書)、『職場学習論』(東京大学出版会、近刊)。 Blog:nakahara-lab.net,U-TOKYO Twitter ID:@nakaharajun 鈴木:中原先生は、これまであまり学問的研究が多くなかった“企業で働く大人の学び”について着目し、研究してこられました。まず単刀直入に訊きますが、「学ぶ」という行為を中原先生はどんなふう

    あなたは学びやすい人か、それとも「学ばないことを学んでしまった」人か:日経ビジネスオンライン
  • 第11回 「私の履歴書には専門性がありません!」:日経ビジネスオンライン

    第9回と第10回では、「一人の中の複数のキャリア(今後も含めて)を組み合わせることで、オンリーワンが見つかる」ことを7つのパターンでご紹介した。キャリアを棚卸しすれば、あなたの中にまだまだ気づいていないスペシャルなキャリアが眠っている。 さて、日のテーマは、「専門性」について。 「専門性」とは一般的に、“狭い”分野での、“深い”スキルや経験のことだ。たとえば、「専門医」といえば、特定の分野の病気の診察や治療に関して精通した医師のことをいう。「専門家」といえば、特定ジャンルで高度な知識や優れた技能を備えた人のことをいう。 「オンリーワン」と似ているようにも思えるが、「オンリーワン」は他に同じようなキャリアの人がいるかどうかであって、必ずしも“狭く深く”ではない。 キャリアについての悩みでよく耳にするのが、「専門性が弱い」ということだ。「私の履歴書には専門性がありません!」と嘆く人が少なくな

    第11回 「私の履歴書には専門性がありません!」:日経ビジネスオンライン
  • 「クズの中のクズだ。辞めた方がいい」と何時間も怒鳴られました:日経ビジネスオンライン

    いまから1年ちょっと前の2009年2月ごろ、世間は「内定取り消し」のニュースが盛んに報道されていました。リーマンショック以降の急激な景気の悪化で、新卒の学生を受け入れられなくなった企業が、謝罪の記者会見を開いたり、内定者の学生に補償金を支払ったりしていたのです。 そのとき私は大学4年生。就職先も決まり、卒業を目前に控えていましたが、自分と同学年の学生が内定を取り消されているというニュースを聞いてもピンときていませんでした。身近に取り消された人はいなかったし、零細企業や業績の落ち込んだ企業での話で、自分には関係ないと思っていたのです。 いまから思うと浅はかでした。なぜなら、私はその直後の2月末に突然内定先の企業に呼び出され、「内定取り消し」の事態に追い込まれるからです。 正確には、内定を自主的に「辞退」するよう迫られました。 卒業式を1カ月後に控えたタイミングで呼び出され、応接室に役員と二人

    「クズの中のクズだ。辞めた方がいい」と何時間も怒鳴られました:日経ビジネスオンライン
  • 63. 本篇よりメイキング映像が重視される時代。:日経ビジネスオンライン

    日直のチノボーシカです。 この連載の第48回で、つぎのような例を挙げた。村上春樹ファンの青年が私に村上春樹のよさを説明するときに、 「村上春樹は優れた作家である。なぜなら世界的に読まれているからだ」 「なぜ世界的に読まれているのか。それは村上春樹が優れた作家だからである」 というループになっていたという話だ。 また第59回では、こういう例も挙げた。Aさんという人が、Bさんというクリエイターの凄さを私に説明するのだが、Aさんの説明が、 という構造になっていて、つまりAさんは、Bさんの作品自体というより生きかたのほうに共鳴してしまっている、という話だった。 こういった例は現代的な意味での英雄崇拝である。 *   *   * 話は変わるように見えてじつは繋がっているのだが、私は中学生のころ、音楽を聴いていて、自分がちっとも感心しない曲が流行ったり高く評価されたりしていたら、それは世の中が間違って

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  • 009|「こども店長」に感じる違和感 ドイツのおやじはなぜカッコイイのか:日経ビジネスオンライン

    新年あけましておめでとうございます。年もよろしくお願いします。 昨年9月にスタートした「未来の日をデザインしよう」もおかげさまで9回目を迎えました。前々回「EV『ハイパーミニ2』を創る」、前回「続・EV『ハイパーミニ2』を創る」では多くの反響をいただきました。今後、実現に向けて少しずつ展開する様子もこのコラムで紹介していきますので、よろしくお願いします。 さて2010年、最初のテーマは「真逆の国 日ドイツ」です。 長くドイツで暮らし、昨年日に戻った私は、以前は感じなかった日のいいところ、悪いところに気づかされることがあります。もちろんその反対に、ドイツについて感じることも多いのですが、日ドイツの暮らしの違いから、未来の日をデザインするヒントになりうることを今回は書いてみます。 ドイツの会社は働かない 12年前ドイツに渡ってアウディに入社し、初めて気づいたことがあります。

    009|「こども店長」に感じる違和感 ドイツのおやじはなぜカッコイイのか:日経ビジネスオンライン
  • 日経ビジネスの過去の好評記事 │ ビジネスリーダーに行動の指針を。信頼できるNo.1経済・経営情報誌

    ――アニメーション制作をLLP(共同事業組合)方式で実行することで、注目を集めていますが。 森 日では、まだ「LLPとは何だ」というところから話が始まりますけど、海外では受けがいいんです。「リミテッド・ライアビリティー(有限責任)」と言えば、どんなものか理解されるので、話が通りやすい。 LLPに目をつけたのは、これまで日映画やアニメで使われていた「製作委員会」方式に問題が少なくなかったこともあります。クリエーターにしてみれば、企画から制作まで手がけたのに、(出資比率で利益配分されるため)取り分が少ない。LLPは、利益の配分に自由度がありますから。 まだLLPは、仕組みとして明確でない部分も残っていますが、出資者への損金計上が可能だったり、メリットが多いんです。だから、試行錯誤は必要ですが、早く使ってみて、他の人たちのお手になろうと。そんなこともあり、東京都と組んで、アニメ制作を目指