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ブックマーク / www.ringolab.com (12)

  • アイデア発想、プレゼン資料構想に最適な 無印良品 週刊誌4コマノート・ミニ - 情報考学 Passion For The Future

    ・再生紙週刊誌4コマノート・ミニ (V)A5・88枚 先日、無印良品でみつけたユニークなノート。 週刊誌の大きさで、中身は4コマ漫画を描く仕様のノートだ。 私は漫画など描けないので何に使えるかよくわからなかったが、気に入って衝動買いした。しばらく使ってみると、発想ツールとしてなかなか上手に使えることがわかった。私の利用法は2つ。 まず一つ目は発想展開ツールとして使う。 思いついたアイデアを1コマ目に書く。別のアイデアが思いついたら、2コマ目ではなくて、横の列の1コマ目に書く。ファーストアイデアを1コマ目にずらっと書いておくのである。そして、時間のあるときにアイデア一覧を眺めて、発展させられるものがあれば、2コマ目以降に書いていく。アイデアを膨らませるのにコマを役立てる。 もうひとつの使い方は、パワーポイントのプレゼン資料の構想を練るのに使うというもの。コマをスライドに見立ててストーリーをつ

  • 日本型プロフェッショナルの条件―アメリカ的論理思考では問題は解決できない - 情報考学 Passion For The Future

    ・日型プロフェッショナルの条件―アメリカ的論理思考では問題は解決できない ヘッドハンティング会社社長で、経営大学院の教授で、僧侶というプロフィールの著者が語った日型プロフェッショナル人材論。何をしているかと問われたとき、日人サラリーマンは「私は○○会社の△△です」と答えてしまう。このはそうではなくて「私の専門は○○です。現在は△△会社に勤めています」と答える生き方のすすめだ。 プロフェッショナル=専門家のフリー独立ではない。日の企業文化に合わせた日人のためのプロフェッショナル論なのが特長だ。 「どこにいようとも、自立したプロフェッショナルとしての生き方は追求できます。同じ会社にずっといようとも、転職しようとも、常に自分なりに専門性を磨き、高い倫理観と規範を持ち、公益に寄与するという観点から自分がなすべきことを決断し実践していく。このような生き方をしている人を「日型プロフェッシ

  • 音楽好きな脳―人はなぜ音楽に夢中になるのか - 情報考学 Passion For The Future

    音楽好きな脳―人はなぜ音楽に夢中になるのか 認知心理学者、神経科学者であると同時にレコード・プロデューサーとしての異色のキャリアを持つ著者が、音楽を脳はどうとらえているのか、研究成果を一般向けにわかりやすく語る。クラシックだけでなくロックやジャズなどのポップスを研究材料としてしばしば取り上げている。ビートルズやストーンズ、ジミ・ヘンドリクやチャーリー・パーカーが脳にどういう影響を与えるかというなのだ。 音楽の魅力はどこから来るのか?。それは脳にとっての予測可能性と意外性のバランスであると著者は答えている。 「音楽は、期待を体系的に裏切ることによって私たちの感情に語りかけてくる。このような期待への裏切りは、どの領域──ピッチ、音質、音調曲線、リズム、テンポなど──でも構わないが、必ず起こらなければならない。音楽では、整った音の響きでありながら、その整った構成のどこかに何らかの意外性が必要

  • Passion For The Future: 「頭がいい人」が武器にする 1分で話をまとめる技術

    「頭がいい人」が武器にする 1分で話をまとめる技術 スポンサード リンク ・「頭がいい人」が武器にする 1分で話をまとめる技術 1分の話は字数にすると約400字で、新聞のリード文に相当する。必要最低限のことを伝えるには十分な量だとして、話を短くわかりやすくする方法論が語られている。まず最初に、話を長くわかりにくくしている盲点として挙げられた9つのポイントはとても参考になる。 1 相手に気を遣うあまり、言いたいことがいえなくなる 2 具体例をいううちに、話がズレてしまう 3 イエス・ノーを決められず、何を言いたいのかわからない 4 何をしゃべっても、すぐ得意ネタ、自慢話になる 5 前提となる説明をすっ飛ばす 6 相手がわかっていることをクドく説明する 7 細かいことを正確に伝えないと気がすまない 8 言い訳が多い 9 へりくつを言う 言われてみれば、その通りだと思う。要領の悪い話し方の欠点は

  • 影響力 その効果と威力 - 情報考学 Passion For The Future

    ・影響力 その効果と威力 人間関係における影響力とは何かを社会心理学的に総括する新書。よくまとまっている。とても勉強になる。そして面白い。 まず10の影響力が分類されて個別に説明されている。 1 賞影響力 賞のコントロール 2 罰影響力 罰のコントロール 3 専門影響力 専門的知識 4 正当影響力 高地位、資格 5 参照影響力 理想像 6 魅力影響力 魅力性 7 情報影響力 説得力ある情報の提示 8 対人関係影響力 コネクション 9 共感喚起影響力 苦境の提示 10 役割関係影響力 役割に基づいた要求 基は賞罰であり、その上に3~6の影響力が形成される。7~10は影響する人がリソースを持たない場合の影響力という分類になっている。 身近なところではたらく影響力の中身も解説が多くある。 たとえば、ある人を好意的に思うようにさせる要因 (a)近接性「近くにいる人、好きになる」 (b)容貌「見た

  • 死ぬまでに知っておきたい 人生の5つの秘密 - 情報考学 Passion For The Future

    ・死ぬまでに知っておきたい 人生の5つの秘密 「これまでめぐりあったことのある、ご高齢の賢人といえば、誰ですか?」 米国とカナダに住む一万五千人に推薦してもらった結果、1000人の賢者のリストができた。町の理容師、教師、経営者、聖職者、詩人、政治家など、さまざまな職業や社会的地位の人物がいた。著者はそこから235人を訪問して長時間のインタビューを行った。 死ぬまでに人生について知っておくべきことは何でしょうか?次の世代に何を教えるべきでしょうか?。高齢になって周囲から賢人と呼ばれる人たちが語った人生の知恵を収集するプロジェクトが始まった。 賢人たちは人生が「あっという間」だったと口をそろえる。充実した人生は一層短く感じられるものかもしれない。 「トルストイは『アンナ・カレーニナ』のなかで、「幸福な家族はみな似ているが、不幸な家族はそれぞれ独自の不幸をかかえている」と記した。ぼくがインタビュ

  • インターネットはいかに知の秩序を変えるか? - デジタルの無秩序がもつ力 - 情報考学 Passion For The Future

    ・インターネットはいかに知の秩序を変えるか? - デジタルの無秩序がもつ力 素晴らしい内容。ネットの知の構造化を考えたい人に、おすすめ。 整理の第一段階 物質それ自体の整理 整理の第二段階 物理的な対象(カード式索引等)で整理する 整理の第三段階 デジタルでの整理 という段階が定義されていて、その第三段階の原則は、 ・フィルターは入り口ではなく出口で ・葉っぱは出来るだけたくさんの枝にぶら下げよ ・すべてはメタデータであり、すべてはラベルをつけられる ・管理をあきらめよ というもの。 伝統的な図書館分類による秩序だった整理ではなくて、YoutubeやFlickrのタグ整理あるいはWikipediaのようなフォークソノミー的アプローチの方が、ネット時代には有効であるという。 コミュニティによる知識創造と構造化がテーマだ。従来型のナレッジマネジメントシステム(KMシステム)についてはこう書いて

  • 完全教祖マニュアル - 情報考学 Passion For The Future

    ・完全教祖マニュアル ネタというレベルを超えて、結構当に使えちゃうかもしれない実践的内容...。 「みなさんは、人に尊敬されたい、人の上に立ちたい、人を率いたい、人を操りたい、そんなことを思ったことがありませんか?でも、自分には才能がない、学がない、資産がない、そんなのは一部のエリートだけの特権だ、等と理由を付けて夢を諦めていませんか?確かに、これらの夢を叶えることは非常に難しいことです。ですが、悲観することはありません。何も持たざるあなたにも、たった一つだけ夢を叶える方法が残されています。そう、それが教祖です!新興宗教の教祖になれば、あなたの夢は全て叶うのです!」 新興宗教の教祖になりたい人のためのマニュアルだ。 「インテリは組織運営の核として絶対に必要なものです。ですが、実際問題としては、組織の主たる層は一般人ですし、そして、一般人は哲学など毛ほどの興味もありません。」 既存宗教を

  • 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 - 情報考学 Passion For The Future

    ・20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 著者のティナ・シーリグはシリコンバレーの中心に位置するスタンフォード大学で、学生に起業家精神を教えるアントレプレナー・センターのエグゼクティブ・ディレクター。「機が熟すことなどない」「早く何度も失敗せよ」「及第点でなく最高を目指せ」「ルールは破られるためにある」。集中講義を書籍化した書は、たとえ20歳でなくても、挑戦心を焚きつけられるメッセージがいっぱい見つかる。 スタンフォード大のようなエリート養成校で、こうした「異質なこと」をする能力を魅力的に教えるコースがあるということが、アメリカのイノベーション創出能力(アップルやグーグル)の源泉にあることは間違いない。 情熱とスキルと市場が重なり合うあなたにとってのスウィートスポットを探せ、という。それは趣味仕事の境がない世界。「ライフワークバランス」なんていう軟弱発想とは無

  • アブダクション―仮説と発見の論理 - 情報考学 Passion For The Future

    ・アブダクション―仮説と発見の論理 これは絶賛すべき素晴らしいである。人間の創造的能力、ひらめきの正体をずばり言い当てている。当におすすめ。記号学で知られる偉大な論理学者・科学哲学者チャールズ・パース(1839~1914)の思想を一般向けにわかりやすく説明している。 アインシュタインは「経験をいくら集めても理論は生まれない」と言った。観察によってデータをいくらたくさん集めても、既存の理論の検証が進むだけである。帰納法からは斬新な新理論、イノベーションは生まれない。論証を行うのみである演繹法からも無論、新しい理論は出てこない。 パースは人間の推論には演繹と推論とアブダクションの3つの形式があるのだと指摘した。 アブダクションとは、 驚くべき事実Cが観察される しかしもしHが真であれば、Cは当然の事柄であろう、 よって、Hが真であると考えるべき理由がある。 という推論形式である。 説明すべ

  • 自己評価の心理学―なぜあの人は自分に自信があるのか - 情報考学 Passion For The Future

    ・自己評価の心理学―なぜあの人は自分に自信があるのか 自己評価について総合的、徹底的に理解することができる充実した内容。自己分析、恋愛結婚、子育て、友人関係、仕事などに役立つ知識がたくさんみつかった。 自己評価とは、 ・自分を愛する ・自分を肯定的に見る ・自信を持つ の3つの要素の複合体であると著者は定義する。わかりやすく公式にすると 自己評価の栄養源=愛されているという気持ち+能力があるという気持ち ということだ。そして自己評価は高い/低いという軸と、安定/不安定という軸をもつ。何がこの自己評価の状態に影響をもたらすのか、有名な自己評価についての理論が整理されている。 1 成功と願望の関係 成功に満足できるかどうかは望みの高さと関係がある。自己評価=成功/願望 2 投資理論 自己評価の高い人は積極的に行動して成功しますます自己評価を高める 3 鏡映的自己 他者が自分のことをどう思って

  • 理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 - 情報考学 Passion For The Future

    ・理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 ゲーデルの不完全性定理、ハイゼンベルクの不確定性原理、アロウの不可能性定理。それぞれを数学と論理学の限界、科学の限界、民主主義の限界と言いかえることもできる。3つの限界から、人間は何をどこまで、どのようにして知ることができるかを、仮想的なシンポジウム形式で議論する。 仮想的な登場人物は"司会者"と数十名。"大学生""会社員""哲学者""数学者""情報科学者""科学史家""論理学者""方法論的虚無主義者"など、それぞれの立場から、限界に対する意見が表明される。専門的な話も、大学生や会社員がわかるように、司会者が誘導する。 ノーベル経済学者のアマルティア・センは、理性の限界を認識せず、既存の合理性ばかりを追う人を「合理的な愚か者」と呼んだそうだが、ほとんどの現代人は愚か者に該当してしまうだろう。なぜ知ろうとしないかと言えば、知っても知的好奇心を満た

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