JSR 286: Portlet Specification 2.0 Javaポートレット仕様の現行バージョンは第23回でも紹介したJSR 168だが、現在はその後継バージョンとなる「JSR 286: Portlet Specification 2.0」の仕様策定が進められている。 2.0では新たに次のような機能が追加される予定となっている。 イベント処理 - ポートレット間でイベントの送受信が可能 レンダーパラメータ - 他のポートレットとレンダーパラメータを共有できる リソースサービング - 画像などのリソースにポートレット経由でアクセスできる ポートレットフィルター - リクエストおよびレスポンスの途中で情報の変換を行うことが可能 その他、1.0では曖昧であったポートレットの振る舞いのいくつかを明確にすることや、ローカライゼーションの記述をportlet.xmlではなくリソースバンド