この連載が今回で記念すべき128回だそうだ。ということで、たまには食べ物の話を書かせてもらうことにする。 カレーや中国料理ばかり食べているのは自分だけだった ここ2年間に世の中の経済も社会も文化も恋愛事情も大きく変わったが、みんなが日々食べている食事に関することも変わった。コロナの初期、知人が都内の食堂やレストランを応援する「東京テイクアウト応援団」というフェイスブックグループを作った(私はそれを自動的にGoogle Mapに張り替えるソフトを書いた)。 そのときに知ったのは、私の仕事上のつきあいのある人たちが想像以上にフランス料理やイタリア料理や寿司や天ぷらなどを好んで食べているということだった。私は、自分のまわりにいるような人たちもみんな自分と同じようにカレーや中国料理やいわゆるエスニック料理を常食しているのだと信じていたのだ。 仕事の打ち上げで麹町のアジャンタにいけば、みんなマトンカ
![この2年で私が食べるようになった料理店についての備忘録的リスト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/63c8df180333724df656a66c51930429bfa06e0c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2022%2F02%2F06%2F3319508%2Fl%2F9332efeb109694ac.png%3F20200122)