2007年旅行業界を振り返って＆旅行役立ちリンク集 | MediaSabor メディアサボール旅行業の動向はさまざまなファクターに左右される。戦争やテロ、自然災害、流行病は言わずもがなで、原油高騰、年金の不透明感、円相場、お土産品の偽装、などが旅行者の行動を無意識のうちに操る。 ２００７年の旅行業はどのような年だったか――。残り１カ月の時点で今年を振り返ってみたい。 自然災害では3月25日に発生した能登半島地震と、7月16日に発生した新潟県中越沖地震が観光地を襲った。能登半島地震では能登有料道路が一部通行止めになるなど、輪島や和倉温泉などで影響を受けた。新潟中越沖地震では柏崎刈羽原発が被災したことによって、風評被害がさらに強まった。 災害が起こる度に、観光地の人たちが恐れるのは、風評被害である。現地はそれほど被害を受けてなくても、テレビや新聞で報じられる最も被害の大きい場所の映像によって、復旧後も半年、1年、規模が大きければ数年間は観光客の足が遠のいてしまう。 観光地は観光で生計を
