「育てた親が悪い」少年の犯罪に対して両親に罰金を言い渡す…イタリア 未成年による事件は日本でも問題になっていますが、特に取りざたされやすいのが罰し方の難しさ。 本人にどこまで責任を取らせるべきなのか、更生の余地があるのかなど、新しい事件が起こる度に議論になります。 イタリアの最近の判決で、育てた親にも責任があるとして、両親に罰金刑を言い渡した事件がありました。 育て方が悪いとして45万ユーロ(約5500万円)の慰謝料の支払いを命じられたのは、一人の少女に暴行を繰り返し行った青少年5人の両親。 これが注目すべき判決と言えるのは、すでに離婚して保護者でなくなっている実の親にまで適用されたと言う点です。 未成年保護の名目で詳細は公表されていませんが、少女に与えた影響やその後の心理的なダメージを考慮された判決結果とのことです。 判決文には「被告の青少年たちは普通の家庭に育っているようでありながら、
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