2006年05月23日17:40 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 他人を見下す(バ|ワ)カ者たち そうそう。これもまだ書評してなかった。脳内受注残は溜まるばかり。 他人を見下す若者たち 速水 敏彦 ハコフグマン: ネットコミュニケーションを考える上でこんな本も炎上はネットコミュニケーションを考える上で重要な社会現象だと思うが、最近、心理学的な考察を深める上でいい本を見つけた。その名も「他人を見下す若者たち」。いかにも地雷を踏みそうなタイトルだ。この本、確かに「若者」というタイトルと「自分以外は全部バカの時代!」、そしてそれにとどめを刺す「オレはやるぜ....」「何を?」「何かを。」という「THE三名様」が入ったオビが諸刃の件となって、本を売って(主に若者の)怒りを買ったところはある。 しかし、本書の主題は実は「若者」ではなく、著者が「仮想的有能感」と名付けた、「裏付けのない自尊