旧第一銀行横浜支店は1929年竣工。うち特徴的な先端バルコニー部が曳き家され、現在は横浜アイランドタワーの一部となっている。2004年に「BankART1929 Yokohama」として実験的に活用を始め、2006年に横浜市が取得。以来、市の「文化芸術創造都市施策」の一環で、文化・芸術・観光拠点として使われてきた。天井脱落対策工事による休館を経て、市はそれまでの実験的な活用から積極的な事業展開への発展を図り、2023年12月に公募型プロポーザルを開始した。 公募における施設の活用コンセプトは「まちの新たなにぎわいにつながる」「人々のライフスタイルを豊かにする」。応募6者のうち4者が書類審査を通過し、プレゼンテーションの結果、「BankPark YOKOHAMA」が500点満点中398点を獲得して事業者に選定された。次点は「旧第一銀行横浜支店運営共同事業体(代表企業:DaBY、構成企業:セル