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ブックマーク / movie.maeda-y.com (2)

  • 超映画批評『ホステル』95点(100点満点中)

    『ホステル』95点(100点満点中) 空腹時に見て吐きそうになったほど怖い映画だが、きっと満腹時でもヤバいだろう 『ホステル』は久々に味わったすごい映画だ。単純に筋書きが面白いだけでなく、その演出の巧さにも舌を巻く、すばらしい映画作品であった。 欧州をバックパッカーとして貧乏旅行している米国人の大学生コンビは、途中で陽気なアイスランド人と知り合い、3人でオンナ漁りのバカ旅行を楽しんでいた。あるとき彼らは、スロバキアの田舎町に、目くるめくような快楽を得られるホステル(若者向きの安宿)があるという噂を聞く。麻薬とオンナには目のない彼らが早速訪れてみると、そこは予想を越えたキモチイイ異文化があった。 なんとも不気味な、東欧独特の雰囲気の漂うそのホステルにつくと、あいにく相部屋だといわれる。意気消沈して3人が部屋に向かうと、なんとそこには着替え中の巨乳ギャルがおり、ルームメイトだと告げる。しかもこ

  • 超映画批評『隠された記憶』90点(100点満点中)

    『隠された記憶』90点(100点満点中) ショッキング映画、妊婦その他心臓の弱い人は絶対鑑賞禁止! 凄い映画が現れた。万人向けではないが、たいへん知的で、インパクトの強い傑作の誕生である。 カンヌ国際映画祭でも絶賛された、このフランス映画『隠された記憶』は、ジャンルでいえばスリラーという事になろう。テレビキャスターとしてそこそこ成功し、や息子と幸せに暮らしている男の元へ、1のビデオテープが送られてくるところから話は始まる。 そのテープの内容は、延々と自宅の玄関が映されているだけという、意味不明なものだった。しかし、やがて第2弾、第3弾が届くにつれ、家族の恐怖は増してゆく。そういうストーリーだ。 観客には、差出人が誰なのかも、その目的もわからない。非常に不気味で落ち着かない。この映画、一切の音楽を流さない演出で作られており、緊張感がまったく途切れず進む。 実際問題として、犯行可能な人間が

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