タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

内田樹と教育に関するterakaz9のブックマーク (3)

  • 「おじさん」的思考 内田樹 著 - うちこのヨガ日記

    先に続編のほうの感想をアップしていましたが、同時にこのも読んでいました。 第四章のテーマがまるまる夏目漱石で「虞美人草」と「こころ」を題材に書かれているのですが、これがすごくおもしろい。 第三章までは「期間限定の思考(おじさん的思考2)」と同じような感じでトピックが続きます。 従属はしたくないが、孤独ではいたくない、というのは「腹いっぱいご飯をべたいが、やせたい」というのと同類の不可能な願望である。 (夫婦別姓の「先進性」に異義あり より) ばっさり。これは夫婦以外にも、親子や仕事の組織・クライアントとの関係など、あらゆる場面で起こりがち。 痩せ始めるまでには「べなくても痩せない」という一時的な不可能も乗り越えなければいけないしね…。 それはさておき、おもしろいのは第四章。 わたしは「虞美人草」を読むといつもいろいろグサグサきて苦しいのですが、関西で読書会をしたときに老齢側の登場人物

    「おじさん」的思考 内田樹 著 - うちこのヨガ日記
  • 仕事力その1 - 内田樹の研究室

    朝日新聞に4回にわたって毎週日曜に「仕事力」というインタビューを連載します。 就活学生や転職をしようとしている若い人のためのアドバイスです。 昨日、東京の方では紙面に出たようです。朝日新聞をご購読でない方のために、ご紹介しておきます。 こんな話、ま「いつもの話」ではあるのですが。 「適職」は幻想である 「君、頼むよ」と言われ仕事は始まっていく 自分の適性に合った仕事に就くべきだと当たり前のように言われていますが、適職などというものがほんとうにあるのでしょうか。 僕は懐疑的です。 それは就職情報企業が作り出した概念ではないかとさえ僕は思っています。 「キャリア教育」の名のもとに、大学2年生から就活指導が始まり、その最初に適性検査を受けさせられます。これがいったい何の役に立つのか、僕にはまったくわかりません。 大学で教えている頃に、ゼミの学生が適性検査の結果が出たのだが、と困惑してやってきたこ

    terakaz9
    terakaz9 2012/04/02
    仕事というのは自分で選ぶものではなく仕事の方から呼ばれるものだと僕は考えています。「天職」のことを英語では「コーリング(calling)」とか「ヴォケーション(vocation)」と言います。どちらも原義は「呼ばれること」
  • 『赤毛同盟』と愚鈍の生成について - 内田樹の研究室

    朝日新聞の求人欄の上に日曜に出ている「仕事力」というコラムのための取材を受けた。 その中で、「適性」とか「天職」とかいう言葉がどれほど若い人たちの労働意欲を損なっているかについて語った。 今、仕事を探している若い人たちの言う「自分の適性にあった職業」というのは、装飾を削ぎ落として言えば、「自分の手持ちの資質や能力に対していちばん高い市場価値がつけられる職業」のことである。 交換比率のいちばんいい両替機会を求めているのである。 ありていに言えばそういうことである。 そういう仕事をみなさん探している。 交換比率のいちばんいい両替機会を求めてうろうろするのは、やればわかるけれど、あまり賢いことではない。 でも、消費者マインドを刷り込まれた人たちは、「限られた持ち金でどれだけ有利な取引をするか」、費用対効果にしか興味がない。 それは大学で教えているとよくわかる。 学生たちは単位や資格や学士号の「市

    terakaz9
    terakaz9 2012/03/22
    学生たちは愚鈍さを競い、労働者たちは他の労働者が自分より無能でかつ薄給であることを喜ぶという倒錯(略)「有利な取引をするものが賢い」という市場原理のルールをあまりに深く内面化したことの帰結なのである
  • 1