ハダの壁 肌=角質層は、基本的に「体の内と外の境界線」。つまり壁です。 この壁が、体の外からの異物や細菌の侵入や、体内の水分や体液が漏れ出すことを防いでいます。この壁が丈夫なら、体内の安定は維持され、弱い場合は体内は安定しません。 では「壁が弱い肌」ではどのようにして体を守っているのでしょうか? 肌がトラブルを起こす 壁=角質層のバリアが弱い状態の肌では、角質層という物理的なバリア以外に、さまざまな防御機能が働くことで体を守ります。 たとえば通常なら約ひと月かけて作られることが理想の角質層は、早ければ数時間で作られ、異物の侵入に備えるため、肌は赤みを帯びます。また色素を活発に作ったり、神経を通常よりも表面に伸ばし、敏感にもなります。 これらは「生き物として当然の反応」ですが、同時に「肌荒れ・乾燥・赤み・シミ」などの「美容上の問題」にもなります。さらに度が過ぎれば「自らの身体への攻撃」レベル
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