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bookに関するterasuyのブックマーク (46)

  • 箱庭のような世界を好む

    私が純文学を好かない理由はハッキリしないのだけれど、とりあえず、(私にとって)どうでもいい描写の中に物語を回転させる描写が埋もれてしまっているようなのは困る。私のように読むのが遅い人は、じっくり読んでいるわけではなくて嫌でも時間がかかってしまうのであって、3ページ前に何が書かれていたかを十分に覚えていられない。目先の数行だけで脳の処理能力が限界になってしまうので、だから読むのが遅いのだということもできる。 そういうわけで、物語の展開を馬鹿にもわかるように繰り返し描写してくれるエンターテインメント小説の方が好きだというか、そういうのしか読めないというか。純文学は、読み終わってから「で、どういう話だったっけ?」と頭カラッポになってしまうことが多くて困る。 ひとつの対応策として、純文学に限っては、私はなるべく先に粗筋を読むことにしている(註:実際問題としては、よほど有名な作品以外は粗筋を見つけら

    terasuy
    terasuy 2006/03/26
  • 書評:ベストセラー小説の書き方 - ピアノ・ファイア

    書評って書くの苦手なんですよ。 ……という書評コンプレックスを克服すべく、なんか書いてみます。ふつつか者ですが宜しくお願いします。 ディーン・R・クーンツ 『ベストセラー小説の書き方』(朝日文庫) 70〜80年代に活躍したアメリカのベストセラー作家による「売れる一般小説の書き方」論。 ここでいう「一般小説」っていうのは、「娯楽小説」「大衆小説」と読み替えていいでしょう。エンターテイメントですね。 「作家たるもの、一般小説でヒットを目指せ。それを目指さぬ者は敗北者だ(意訳)」と言わんばかりのクーンツ先生が熱すぎます。 意見を同じくする人たちだけを相手にものを書いて、二〇〇〇部売れたところで何の価値があろう。 (中略)しばしば「商業作家」と軽視されている作家たちを弁護する議論を展開するとしよう。そもそも、「商業作家」ということばこそ、他人の作品をけなすことで自分の作品の価値を高めようというけち

    書評:ベストセラー小説の書き方 - ピアノ・ファイア
    terasuy
    terasuy 2006/03/25
  • 「ベルガリアード物語」はドラクエとFFを足して2倍した面白さ

    これはすごい。ファンタジーの王道まっしぐら、読みながら雄叫びを上げたくなる面白さ。なおかつ端々に記憶の奥底に残る物語を垣間見て、初読なのに懐かしい思いをする。 傑作は姿を変えて他の物語に潜む。読み手の読書歴により異なるが、書を通じ様々な物語を思い出すに違いない。 どんなに誉めても足りないので、どうのようにこの5巻をたいらげたかを書く。 【予言の守護者】物語に入り込むのにちょい手間取る。歴史や風俗を丹念に描いてあり、異国の風物詩のように楽しむ。後に全部が伏線という仕掛けに気づく。つゆ知らず壮大な「自分探しの旅」なんだなーと次へ 【蛇神の女王】物語にのめりこむ。意外性を追求していないところ(王道)に安心する。表紙の娘に萌えてみる。おおかたツンデレだろうと予想し、当たりはしたが、後巻で「そこまでツンデレだったんかッ」と絶叫するハメに 【竜神の高僧】このへんから徹夜。すさまじく面白い。昔ハマった

    「ベルガリアード物語」はドラクエとFFを足して2倍した面白さ
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    terasuy 2006/03/25
    興味深い。時間のある時にでも
  • 嫌悪と時間の反比例 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    の話をするけども。 嫌いなを敢えて読む人は少ないだろう。 一般的に、嫌いなであればあるほど、それに触れる時間は少なくなる。 めちゃ適当なグラフ。 しかし、嫌いなものを嫌いと言うには、その嫌いなものを読む必要がある。最初の方だけを読んで、そこでを放り出した人に、そのを批判する資格はあるだろうか。いやない。反語法。 それに、もしかしたら、最後まで読みとおせばめちゃくちゃ面白いかもしれないじゃないか。そういう可能性の芽を自分から放棄しちゃダメだよ。そういうときは、「俺には合わなかった」っていうのでさえ嘘になる。だって、当に合わなかったかどうかは、最初の何ページかだけでは分からないんだから。 つまり、そのを嫌いな人ほど、そのを深く読むことを要求される。少なくとも、それを読み通さなければ、人は壁にを叩きつけることすら許されないのだ。 でも、それってなんかおかしいよね。嫌いな人は読ま

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    terasuy 2006/03/25
    食わず嫌いは駄目だよという説法。
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

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    terasuy 2006/03/23
  • 私が純文学が嫌いなひとつの理由 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「私が○○な10の理由」っての、元ネタはなんだろう。 以下はかなり攻撃的な内容なので、なるべく寛容な心をもって読んでいただけると幸いです。道理を知らない小学生が喚いてる、くらいの気持ちで。 私が「純文学」に対して抱くイメージは、「作者の思いを読者に伝える」「作者が読者に訴えかける」といったもの。それが、とても押し付けがましく感じられる。彼らはいったい何のつもりで自分の中身を取り出して、他人に伝えようとするのだろう。そして、どうして読者はその影響を好んで受けようとするのだろう。まるで得体が知れない。 ラノベ作家の中にも「読んだあと皆さんの心に何かが残れば幸いです」とか書いてる人がいるけど、あれさえも快く思えない。ラノベはあくまでエンターテイメントで、そしてエンターテイメントは「読者の心に何も残さない」のが義務…みたいなものじゃないかと思う。極力、読者に影響を与えてはいけないと。 でも、純粋に

    私が純文学が嫌いなひとつの理由 - WINDBIRD::ライトノベルブログ
    terasuy
    terasuy 2006/03/08