京セラ名誉会長時代の稲盛和夫氏(左、2000年1月) SUSUMU TOSHIYUKI-Reuters <「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023 ロングセラー賞」受賞を記念して、サンマーク出版の植木宣隆代表取締役社長(インタビュー当時)にインタビュー> 混迷の時代だからこそ「人間は何のために生きるのか」という根本的な問いが重要なのではないか。私たち人間が生きる意味は、心を高めること、魂を磨くことにあるのではないか──。 こんな問いかけから始まる稲盛和夫氏の著作『生き方』(サンマーク出版)は、2004年の刊行以来、多くの人の心を動かし続けています。刊行後10年をかけてミリオンセラーとなり、現在では150万部に達した本書は、国外でも広く愛され、中国では600万部を突破しています。時代も国も越えて読まれ続ける『生き方』は、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」でロングセラー賞を受賞しまし
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