【特集】ミレニアル世代のアーティストが創る新たな音楽シーン 【後半】インターネットの恩恵を受けたアーティストKOHHとマネージメントの新たな挑戦 株式会社BM 高橋 良 ▼前半はこちらから! 【前半】インターネットの恩恵を受けたアーティストKOHHとマネージメントの新たな挑戦 実家から歩いて5分くらいのところにKOHHは住んでいた 2008年頃にKOHHがmixiでメッセージを送ってきて、彼と知り合うことになります。 当時、僕は、例えば、サラリーマンの人たちが「忘年会のためにラップやりたい」みたいなのもレコーディングしてお金を稼いだり、とにかく「仕事」としてやっていた側面が大きかったので、「KOHHってどんな奴だ」と見たら18歳とあって、18歳だったら金もないだろうし、「これはあんまり商売にならないなぁ」って断ろうと思っていたら、プロフィールのところに「北区」って書いてあったんです。 僕は
【特集】ミレニアル世代のアーティストが創る新たな音楽シーン 【前半】インターネットの恩恵を受けたアーティストKOHHとマネージメントの新たな挑戦 株式会社BM 高橋 良 ニューヨークで得た「全てを自分たちでやる」スタイルを日本でも実践 僕は元々、高校の途中くらいからクラブDJをやっていたんですが、すぐトラックを作るほうに移行して、20歳のときにお金を貯めて、2002年の1年間ニューヨークに行きました。 当時ニューヨークの知り合いたちは、仲間で部屋を借りて、そこで音楽を録音し、CDも量産したりと、とにかく自分たちでできることをチームでやるみたいな感じだったんです。「これを日本に帰ってすぐにやりたいな」と思って、21歳で帰国して、1年間くらい金を貯めて、板橋区の地下物件にスタジオを作りました。 そのスタジオは最初自分たちだけで使っていたんですけど、「使わせてよ」みたいな話が結構来て、それこそS
藤倉 尚 ユニバーサル ミュージック合同会社 社長兼最高経営責任者(CEO) 今回の「Musicman's RELAY」は伊東宏晃さんからのご紹介で、ユニバーサル ミュージック合同会社 社長兼最高経営責任者(CEO)藤倉 尚さんのご登場です。洋酒メーカーからポリドールへ転職された藤倉さんは、ビーグラム、ポリスター、アンリミテッドレコードと数多くのヒットを生み出したレーベルの現場で奔走。AIや徳永英明のヒットをきっかけにユニバーサルシグマを軌道に乗せ、K-POPブームやカバーアルバムなど新しいジャンルを確立。以後もナオト・インティライミやback number、クリス・ハート、米津玄師など多くの新人アーティストを送り出します。そして、EMIミュージック・ジャパンとの合併後、2014年に若干46歳で社長に就任されました。そんな藤倉さんにご自身のキャリアから、2016年、宇多田ヒカルの復活やRA
株式会社LDH 代表取締役副社長 今回の「Musicman's RELAY」は、ミュージシャン 佐野健二さんからのご紹介で、株式会社LDH 代表取締役副社長 森雅貴さんのご登場です。サッカーに没頭した学生時代から、一般企業に就職されるも、お父さんの一言をきっかけに双子の弟さんとプロダクションを創業。手探りで仕事をされる中で業界のことを学ばれ、2003年、HIROさんと共に株式会社LDHを設立後はEXILEを筆頭に三代目 J Soul Brothers、E-girlsなど、数多くのアーティストを中心に、社名の由来であ“Love”“Dream”“Happiness”を体現するようなエンターテインメントを展開し、ファンを魅了し続けています。現場の指揮官的役割を担われている森さんに、ご自身のお話から、EXILE一族、LDHの今後までお話を伺いました。 プロフィール 森 雅貴(もり・まさたか) 株式
Goh Hotoda 氏 プロデューサー / ミックス・エンジニア 今回の「Musicman's RELAY」は、(株)Zeppライブ、(株)バックステージプロジェクト / 代表取締役 杉本圭司さんからのご紹介で、プロデューサー / ミックス・エンジニアGoh Hotodaさんのご登場です。芸術家のご両親のもとに生まれ、日本 / アメリカを行き来しながら学生生活を送ったGoh Hotodaさんは、シカゴでキャリアをスタートし、シカゴ・ハウスの黎明期に立ち合います。その後、ニューヨークへ移られてからは数々の有名アーティストのリミックスを手掛けられ、マドンナの『VOGUE』へ結実。その後も、ジャネット・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストン、坂本龍一、宇多田ヒカルなどの作品を手がけ、トータルセールス5800万枚以上、2度のグラミー賞受賞など世界的に高い評価を受けています。熱海のご自宅兼スタジオ
「ヒット」を再定義して音楽の未来を描く 『ヒットの崩壊』著者 柴 那典氏インタビュー 音楽ジャーナリスト 柴 那典 音楽ジャーナリスト・柴那典氏による著書『ヒットの崩壊』が発売された。 CD時代の終焉が迫り、オリコンランキングが流行歌の指標としては機能しなくなっている一方、ライブやコンサート市場は右肩上がりの拡大を続け、アップル・ミュージックやスポティファイなど「聴き放題」のストリーミング配信も普及が進む現在の音楽シーンの実情と、未来への指針を解き明かすルポルタージュが『ヒットの崩壊』だ。 「コンテンツ」から「体験」へと消費の軸足が移ってきたここ10数年の変化を経て、音楽ビジネスのあり方はどう変わってきたのか。音楽プロデューサー・小室哲哉氏といきものがかり・水野良樹氏を筆頭に、チャート、テレビの音楽番組、フェスやライブの現場、それぞれの変化と狙いをキーパーソンへの取材をもとに解き明かした刺
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