2007年12月15日、ボリビアのサンタクルス(Santa Cruz)で、ルベン・コスタス(Ruben Costas)県知事が県庁から出てくるのを待つ住民。(c)AFP/AIZAR RALDES 【12月16日 AFP】南米ボリビアで15日、同国を構成する9県のうち富裕な4県で自治が宣言される見通しであることから、情勢が不安定化する恐れが出ている。一方、エボ・モラレス(Evo Morales)大統領は、軍の介入を警告している。 同日、東部のサンタクルス(Santa Cruz)、タリハ(Tarija)、ベニ(Beni)およびパンド(Pando)の各県で抗議デモが開催され、県知事が正式に自治を宣言する見通しだ。 法律上の首都スクレ(Sucre)があるチュキサカ(Chuquisaca)県でも、自治の賛否を問う住民投票の実施を求める嘆願書の署名を集めている。コチャバンバ(Cochabamba)県は
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