火星に着陸したNASA=アメリカ航空宇宙局の新たな火星探査車「パーシビアランス」。開発に携わった秋田県出身のエンジニアは「火星で生命の痕跡を見つけられれば人類にとって大きな発見になるので、注目してもらえればうれしい」と話しています。 去年7月にアメリカ フロリダ州で打ち上げられたNASAの火星探査機は、日本時間の19日朝、火星の大気圏に突入し、探査車「パーシビアランス」をつり下げて地表に降ろして着陸に成功しました。 着陸地点はかつて湖だったと考えられているところで、火星に生命が存在した証拠や痕跡を見つけ出すことが期待されています。 探査車の開発に携わった、NASAの研究所に勤務する秋田県大館市出身のエンジニア、大丸拓郎さん(31)が、着陸が成功した直後にNHKの取材に答えました。 大丸さんは「火星で生命の痕跡を探る、人類の知的な境界を広げるミッションなので、その始まりとして着陸が成功して本