触れただけで皮膚が異常を起こし、少量でも食べてしまうと死亡することもある“最強の毒キノコ”「カエンタケ」の目撃情報が、今月に入って相次いでいます。番組が取材すると、カエンタケが見つかった場所に共通点があることが分かりました。 ■“最強毒キノコ”カエンタケ 見るからに毒々しい、このキノコ。触れただけで皮膚がただれ、間違って食べると、死に至ることもある猛毒のカエンタケです。鮮やかな赤色と、燃えるような炎の形から、その名が付けられました。 神奈川県座間市にある公園で、カエンタケが見つかったということで、案内してもらいました。 座間谷戸山公園・菅原正士園長:「この赤いオレンジ色のが、カエンタケ」 カエンタケは、職員が朝の見回りをしていた時に、たまたま見つけたといいます。その毒性について、専門家は、次のように話します。 東京農業大学・橋本貴美子教授:「食べてしまうと、非常に強い毒がたくさん入っている