岡山大学で起こっている問題については昨年の9月22日、12月7日、1月10日で取り上げた。 医学部の論文に改ざんの疑いがあるとして薬学部の森山、榎本教授が内部告発を行ったが、それは認められず、逆に教員へのハラスメントを行ったとして、一昨年の9月25日付で停職8ヶ月の懲戒処分を受けた。この懲戒処分は、医学部出身の森田学長による報復処分である疑いが指摘されている。懲戒処分は昨年の5月25日に終了したが、その直前の5月20日に森田学長から「別の非違行為の疑いがあるので自宅待機」という命令を受け、その後ずっと自宅待機処分が続いたあげく、昨年末に「教員としての適性を欠く」という理由で教育研究評議会によって解雇が決定された。 両氏は仮地位の確認と賃金相当の仮払いを求めて岡山地方裁判所に仮処分の提訴をしていたが、その判決が6月6日に言い渡された。仮地位の確認は認められなかったが、「解雇は解雇権の濫用であ
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