せっかくの機会*1なので、「最近のラノベ」、正確には「最近の『最近のラノベ』批判(者)」についてつらつらと考えていたら出てきた言葉。えー、メディアワークス文庫にも富士見L文庫にもMF文庫Jアペンドラインにも新潮文庫nexにも他意は全くありません。ありませんてば*2。 他意はありませんが、しかしまんざらネタというわけでもなく。 「『最近のラノベ』は〜」と言及される時に想定されている「最近のラノベ」の主な特徴=不満。すなわち具体的には、異世界でチートでハーレムといった物語内容、あるいはフォントいじりや図の挿入やカギ括弧の多重使用といった表現、はたまたメディアミックスを前提とした企画のあり方。仮に、これら全てが実際に「最近のラノベ」においては明白な主流となっていると認めてみましょう。「最近のラノベ」の大半、99%は、異世界でチートでハーレムで実用可能なほどにエロエロで、強調したけりゃ文字サイズ三