あまり、こういう話題に触れた記事を書いたことはないのですが、記録として書いておこうと思ったので、書きました。 もう、かなり昔のことで、抜け落ちた記憶もあるんですけど、当時、17歳だった私が感じたことは忘れたことがありません。 *** 梅雨が明け、暑さが厳しくなり始めた頃だった。 私が通っていた女子高の制服は、地味めながらもそれなりに人気のあるセーラー服で、そのセーラー服着たさに入学してくる子もいるような学校だった。冬の重い雰囲気の濃紺セーラー服は、6月に入る頃に長袖の白いセーラー服になり、暑さが増すと半袖の白いセーラー服になる。 あの日は暑かったので、私は長袖のセーラー服ではなく、半袖のセーラー服で登校した。日曜日で学校は休みであったが、部活をするために学校へ向かったのだ。 平日は、登下校時間に開けられている裏門を通って学校へ入るのだが、その裏門は防犯上の理由で登下校時間以外に開くことはな