ローマに持って行った町歩き用のカバン(「カバンについての個人的条件」参照)は、ファスナーに鍵を掛けにくい構造になっている。 ファスナーの上にフタもあるのだから、そこまで警戒しなくても…と思うかも知れないが、ローマの人混みではそれくらいの警戒は必要だと思う。 以前、スリの巣窟として有名な「ポルタ・ポルテーゼのみの市」で物乞いを装ったスリに遭遇したが、カバンのファスナーのつまみ同士を小さな鍵で留めていたので、未遂に終わったことがある。 ちなみにその手口とは、いかにもジプシーといった服装の中年女性が、手に布を捧げ持ちつつ、「シニョーラ…」と哀れな声を出しつつこちらに近づいてきて、カバンに布を掛け、こちらが驚いている隙にカバンから盗んでいく…という、ガイドブックにも紹介されているもの。しかし、カバンに鍵が掛かっていると気づいたとたん、スリの女性は「ちっ」と舌打ちをして、どこかへ消えていった。 やは
イタリアでは旅行者がスリや置き引きなどの盗難被害に遭うことが多く、貴重品入れは必需品。 予備のクレジットカードやT/C、そして命の次に大事なパスポート。 ツアーだとパスポートはホテルに預けっぱなしだとか、鞄に入れて持ち歩くという人が多いようだが、私は「パスポートは文字通り身につけて持ち歩く」派だ。ホテルでも盗難の危険が無いとは言えないし、鞄なんてひったくられたらお終いだ。 通常の観光ならば、パスポートが必要なのは両替の時と免税手続き、クレジットカードで高額買い物をするときくらいだろう(コピーでもOKな場合もあるが、原則原本提示)。 だが、私の場合は、図書館に入館するのに身分証明(ID)=パスポートが必要になるので、常に持ち歩き、また、すぐに取り出せるようにしておく必要があった。 貴重品入れというと、腹巻きタイプか首提げタイプが一般的かと思う。 ただ、腹巻きタイプと首提げタイプは、薄着をする
当ブログで応援し続けている、爆裂サンドイッチでお馴染み、東銀座の「喫茶アメリカン」。 ※前回記事をご覧いただいた皆様、ありがとうございました! 一生に一度は食べたい「伝説のサンドイッチ」 ― 東銀座「アメリカン」夏の訪問記 - 言いたいことやまやまです これまで、 基本のサンドイッチセット、 ビーフシチューセット(食パンver/フランスパンver)、 ランチタイムのトーストセットをいただき、 テイクアウトのサンドイッチも堪能し、 ずっと気になっていた「ケーキセットの有無」も確認し、 ※結論:「無」 ひとつひとつ、大好きなアメリカンの魅力に迫ってきたが、この度めでたく、私の訪問記に新たなる1ページが加わったのでご報告したい。 ■ついに「朝(アサ)リカン」 アメリカンでは、サンドイッチセット(トースト含)、ビーフシチューセットともに1,100円(※注1)で提供されている。 ところが朝(7:00
夏だ!海だ!湘南だ! この夏は逗子海岸が音楽禁止・飲酒禁止と厳しい規制を敷いたとのことで、例年以上に湘南エリアのニュースを目にしたように感じる。 そんな騒動を横目に、鎌倉をふらり。 休日ともなると人でごった返し、小町通りにいたっては原宿・竹下通りを思い起こさせるほどの混雑ぶりである。 そんな喧噪をしばし忘れさせてくれる素敵な空間、老舗の昆布店「神宗(かんそう)」にお邪魔してきた。 ■鎌倉「神宗」訪問 その歴史は天明元年(1781年)から。 大阪に海産物問屋を開いたことから始まっているそうだ。 関西地方を中心に百貨店内などにお店を構えており、直営店は淀屋橋と鎌倉の2店舗。 昆布、だし、ちりめん山椒や麩などを販売していて、直営店には飲食処が併設されている。 鎌倉店は駅からほんの少し足を延ばしたところ、「図書館の前」というとお分かりになる方も多いだろうか。 ※企業理念は「素(そ)にして上質」。こ
個人情報を軽くみるなかれ。流出すると余計な災いが降りかかる確率が上がる。何らかの被害に遭えば原因をつくったやつに損害賠償請求もあり。そのためには誰のせいかを特定する必要があるよね。 概要 個人情報を提供する際に、住所に一工夫しておくだけ。提供先ごとに異なる単語を住所に付記しておけば、郵送されてきたDMなどの送付先住所から漏洩元が分かるという作戦。 住所の記述について 正式な住所 住所が仮に次のとおりだったとする。(架空の住所) 大阪府大阪市西成区山王4丁目54番地50 はぴらきマンション 721号室 写真39枚、2年住んだ大阪西成釜ヶ崎あいりん地区の日常、道で寝てるやつは大体友達 - はぴらき合理化幻想 住所を短縮表記 丁目やマンション名などを必ずしも記述する必要はない。ショートカットすると次のとおり。 大阪市西成区山王4-54-50-721 文字数が少ない方が書くのが楽 筆者は住所を書か
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