アウンバンやカローのような大きな町だと、五日市の日でなくても市は開くものの、ここは小規模で、おそらく五日市の日しか営業しないと思われる。 しかも市場は屋外型で、茅葺の屋根も残っていて、伝統的な市の雰囲気が色濃く残っている。 扱っている品物も、竹の籠や葉っぱに包まれ、タイムマシンに乗ってタイムスリップしたような雰囲気に包まれていた。 ここでは生の納豆が売られていた。しかも日本の納豆のように、ちゃんと糸をひいている。 この地域では、納豆をつぶしてひらたくのばして乾燥させたり、生のものは油で炒めて調理するので、あまり糸を引かないものが多い。 これにはカローの実家で納豆を作っているうちの嫁もびっくりしていた。 この糸を引く要因になっているのが、画像の手前に映っている葉っぱ。おそらくこれに付着している納豆菌が、日本のものと同じ作用をするのかもしれない。