兵庫県警の56歳の巡査部長が、県の公安委員会の決定を得る手続きをしないまま、横断歩道や標識を無断で設置したとして、虚偽公文書作成などの疑いで書類送検されました。警察によりますと、巡査部長は「手続きが面倒だった」などと説明しているということで、停職の懲戒処分を受けて辞職しました。 いずれも、相生警察署の56歳の巡査部長が、住民から要望を受けるなどした際に、県の公安委員会の決定を得る手続きをしないまま書類を偽造し、設置工事を発注していたということです。 県警は8日、この巡査部長を虚偽公文書作成などの疑いで書類送検するとともに、停職1か月の懲戒処分にしました。 警察によりますと、巡査部長は「手続きが面倒だった」などと説明していて、処分を受けて辞職したということです。 無断で設置された横断歩道などは必要な場所にあるため、手続きを踏まえたうえで今後も使われるということで、兵庫県警は「再発防止に努めた
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