1923年に米国陸軍航空隊のジョン・マクレディ中尉から、「視力の低下や頭痛、吐き気までを引き起こす原因となる飛行中の強烈な太陽光線から目を保護するレンズを開発してほしい。」という依頼を受けたボシュロム社が6年後に製品化したのが、紫外線を99%、赤外線を96%カットする光学性能を持ったレンズ。このレンズが今のサングラスの起源とされています。ところが、眩しさから目を守るギアとしての起源は遥か遠い昔、縄文時代の遮光器で知られている北方民族イヌイトの雪めがね。これは「極北の科学者」という異名をもつイヌイトが雪の反射光を遮るために創造した今の偏光サングラスと同じ機能です。眩しさから目を守ることがサングラスの定義だとすれば、サングラスの起源は数千年も前に偏光サングラスとしてそうとう古い歴史を持っていたといえます。 ■偏光サングラスレンズの老舗 TALEX社 http://www.talex.co.jp
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